
チョトロクさん、またしてもお世話になりました。大山(↑)の清々しい環境のなかで、まる一日音楽を楽しませていただき、ありがとうございます。今回、自分のデジカメに良い写真が少なかったので、
六弦倶楽部のサイトから数枚転載させていただきました(解像度は下げております)。ご容赦ください。読者の皆様も、まずは六弦倶楽部のサイトhttp://blog.livedoor.jp/chotoroku1090/をご覧になってください。

9日、六弦倶楽部の第3回練習会が大山の某別荘ウッドデッキをステージに開催された。会場は大山の大成池を囲むように建ち並ぶ別荘の一つ(↑)。六弦倶楽部代表のチョトロクさんのコネクションでお借りできたらしい。一部の有志は別荘に前泊して、明け方までギターを弾き、音楽について語らったとか。今回は家族連れが3組あった。じつはわたしもその一人。この夏休み、患者とどこにも出かけていなかったので、お誘い申し上げたところ、彼女は悩んだ。ずっと悩んでいるので、わたしが勝手にホテルの予約も済ませてしまい、なかば強引に連れてきてしまった。2度めの退院後、はじめての御国入である。それとですね、じつはわたくし、鳥取の宿舎を今月中に引っ越すことになっており、新しい借家をみたいという彼女の要望もあったのです。

集合は午前11時。米子駅前から会場まで30分あまりで到着した。チョトロクさんや月太郎さんはすでに準備を終えている。いつものことながら大変ですね。頭が下がります。
前夜から雨が降り、天候が心配された。明け方はまさにサンデー・モーニング・オーバーキャスト(日曜日の朝の曇り空)。しかし、わたしたちが会場に着くころには晴れ間が覗くようになり、大山がその雄姿をあらわした。以後、曇ったり、晴れたり・・・
まもなくバーベキューが始まった。そして、くじ引き(↑)。わたしは9組中9番があたった。そのとき「あれっ、トリか」と覚悟を決めたのだが、遅れて1組やってこられて、結局、最後から2番目となった。
「浴衣でフォーク」の会でマンドリンの伴奏させていただいたMOさんは7番目。今回も1曲フラマンでお付き合いすることになっていて、これは良い順番だと思った。とりあえずフラマンで場慣れして、ソロに臨む。一安心、と思っていたのだが・・・

昼すぎから練習会が始まった。前回、わたしと同じぐらいアガッてしまったチョトロクさんは3番目で快調にインスト3曲をこなした(↑)。5人終わって休憩。休憩中に、MOさんと簡単に音あわせした。曲は2ヶ月前に加藤家でさんざん練習した「僕の胸でおやすみ」だから、2回ほどあわせたらすぐに感がもどった。
後半開始。トップバッターは今回から参加されたSさん。なんと鳥取西高校の5年先輩で、現在の職業もご同業の方です(松江在住)。いや、ものすごくアガっていらっしゃいました。前回のわたしを思い起こしましたが、あれだけ緊張しているなか、オベーションで「アルハンブラの想い出」を弾き通されたのは素晴らしい。今回演奏されたインストの曲で最も難しいのは「アルハンブラの想い出」だと思います。アルハンブラをマスターしようと思うなら、半年ぐらいかかるでしょうね。いつか挑戦します、わたしも。

MOさんは休憩後2番目に登場。その1曲めに「僕の胸でおやすみ」の伴奏をした。「僕の胸でおやすみ」は先月急逝された部下のNさんに捧げる
追悼の曲(Nさんは「古ハウス」の一員として浴衣フォークの会で一緒に演奏した)。
ほんとに不思議なんですが、フラット・マンドリンではまったくアガらない。フラマンと相性がいいのかな。ほかに弾ける人がいないから気楽なのかもしれない。というよりも、やはり2人以上の演奏だと気楽なんだろうな。ソロ、というのは、異常な世界なんですね。音楽はグループで演るもんだ、とつくづく思う。ミスなしではなかったけれども、ストップはしなかった。順調な滑りだしをさせていただいた。このままソロに移れるならいちばん良かったのだが・・・

席に戻ると、患者はニコニコしている。「良かったよ」の一言。伴奏も間奏もぜんぶコードをみながらのアドリブなんだ、と打ち明けたら、キョトンという顔をしていた。このときまで、彼女は「うちのお父さんは安心してみていられる」と思っていたらしい。
ところが、一人おいての9番目ソロでは、また駄目だった。どうしてこうなんだろう。またしてもアガッて、足ががくがく。指が動かない。今回はほんとうに万全の準備をしてきたつもりで、患者もずっと練習曲を聴いており、成功を確信していたらしいのだが、またコケてしまって、わたし以上に悔しがっていた。大すべりで、ズッコケてました。(続)
- 2007/09/11(火) 05:06:04|
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