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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

ピングレを求めて

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 いつのまにかピングレがナンバー2のポジションを占めている。わが家の冷蔵庫の話。冷蔵庫に収めている飲料のナンバー1は断トツで牛乳である。いつでも1000mlのパックが2~3本入っている。
 ついこの前までナンバー2は「飲むヨーグルト」であった。わが家は、ほんらい「ヨーグルト」派で「飲むヨーグルト」派ではなかった。患者が元気であったころ、彼女は自らヨーグルトを作っていた。朝食には、ブルーベリー・ジャムをトッピングした自家製ヨーグルトがつきもので、最後にホット・ミルクをたっぷり入れたコーヒーを飲むことになっていた。
 しかし、彼女の右腕は動かなくなってしまった。深夜にヨーグルトを仕込むだけの体力もない。そこに彼女のお袋さんが助っ人にあらわれた。おばあちゃんは「飲むヨーグルト」を愛飲しており、1000mlのパックが常時冷蔵庫に置かれるようになった。子どもたちも「飲むヨーグルト」を好んでいる。わたしも嫌いではない。ただ、少し「甘い」のではないか。そう思うわたしは、買い物にでかけると、ピングレの1000mlパックを手にするようになった。買い始めのころ、わたし以外の家族はだれもピングレを好まなかった。酸っぱいからである。酸っぱいピングレを好んで飲むのは、わたし一人であったはずだ・・・ところが、いつごろからかピングレをだれかが飲んでいる。パックの中身がどんどん減っていく。1000mlのパックが1日もたなくなってきた。
 最近では、わたしが奈良を不在にしていても、必ず冷蔵庫にピングレのパックが置いてある。このたび帰宅して冷蔵庫を開くと、やはり、ちゃんとピングレが入っていた。残量は少ない。あわてて飲み干した、ふふふ・・・
 翌日、コープに行ったのだが、ピングレの1000mlパックは売り切れていた。他のジュースはすべて何本か売れ残っているのに、ピングレだけ1本もないのである・・・動揺した。

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 わが家のワゴンRについては、何度かブログの話題にしてきた。そのワゴンRもとうとう走行距離が10万キロを超えてしまい、この1年、大きな修理を繰り返した。任意保険もまもなく切れる。車検も来春に迫っている。買い換えるしかない。ということで、昨日は新古車と中古車をみてまわった。結局、またワゴンRになりそうだ。やはり人気のある車にはそれだけの理由がある。値段が安くて、内部がひろい。収納スペースもたくさんある。後部座席を折りたためば、バンにもなる。ほんとは別の車にしたかったのだが、総合的に検討すると、やはりワゴンRがいちばん良いという結果になってしまうのである。

 車選びの帰り途、業務用の食品スーパーに立ち寄った。中に入るなり、係員に訊ねた。
   「あのぉ、ピングレ、ありますか?」
 係員はピングレの陳列されている棚に案内してくれた。最初は瓶詰めのピングレを薦められたが、ウェルチの瓶詰めジュースは高いもんで、パック・ジュースを探してもらった。いつもの正方形断面でやや背の高いピングレ・パック(7×7×20cm)はやはりみあたらなかった。他のフルーツ・ジュースはあるのに、ピングレだけないのである。ところが、別のピングレ・パックを発見した。それは煉瓦状の形をしたパック(6×9×19cm)で、数えると4箱残っていた。わたしは悩んだが、紙パックのピングレを3箱と瓶詰めのピングレを1本買った。
 帰宅後、値のはるウェルチがとくに美味しいわけではないことがあきらかになった。

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 業務用スーパーの隣には「らんぶる」という洒落た喫茶店がある。少し休憩することにした。月に1~2回ライブのある音楽喫茶で、ケーキ・セットがとても美味しい。建築はごらんの通り、ウッディそのもの。患者は「こういう家に住みたい」という。わたしも同感だ。いや、わたしは古い民家を改修した本格的な木造建築でも一向にかまわない。しかし、患者のことを考えると、そうも言っていられないのである。まず、土間と畳間の段差が大きな障害になる。このまえ久しぶりに田園町の宿舎に1泊し、翌日、こんど引っ越す木造住宅(昭和40年代竣工)も案内したのだが、玄関の段差に彼女はたじろいでいた。奈良の家は段差がほとんどない。専用の椅子に腰掛けてギブスを脱着すれば、フロアとの昇降に差し障りはない。
 もうひとつの大きな問題はトイレであった。田園町も寺町も和風水洗便所。身障者にとっては地獄のようなものだ。なんとか早く手当を考えなければならない。たぶん身障者用の可動便座があるはずだから。
 というわけで、住むなら、新しいタイプの木造建築というのが、患者の指向性になっている。平屋でひろびろとしていて、間仕切りの少ない木造建築に住んで、のんびり本を読んだり、音楽を聴いて過ごせる日々がくるだろうか。

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  1. 2007/09/18(火) 00:49:11|
  2. 食文化|
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