鳥取から車を飛ばして帰ってきた二日前の深夜、およそ半年ぶりに「
ゆららの湯」に行った。家内の発病後、ゆららに行く回数は激減した。一人で行ってもつまらないし、時間がもったいない。でも、あの夜は、体が大浴場を欲していた。
ゆららに1時間あまりいて、いつものように、高温サウナや低温(楽塩)サウナになんどか入った。サウナに入っては更衣室に戻り、体を冷やす。そして、鏡をみる。と、少しずつ贅肉がとれていくような錯覚を覚える。実際、1回のゆららで体重は500~700グラム減るのだが、それ以上に感覚として体が軽くなる。肩こりはとれ、頭痛は引いていくのだ。
ゆららの湯に入って良かった。気持ちいい。帰宅して、家族にそう触れまわり、パソコンの前に坐った。で、ブログを書いたら、体は元に戻ってしまった。頭がぼ~っとして、横になるしかなく、眠りについた。
昨日も症状は変わらない。血圧の頓服を一錠飲んだ。そのまま休みたいのだが、世の中はそんなに甘くない。昼過ぎにエクスパックでゲラが届いた。昨年度末から取り組んでいる3冊の報告書のうち2冊は校了した。しかし、最後の1冊の校正がどうしても終わらない。
まるで呪われているかのように、次々と問題が発生する。OK牧場の呪いだ・・・今回もまた数十ヵ所修正した。次回で校了といきたいところだが、この状況では無理だろう。
新しい
ワゴンRが届いたものだから、試乗を兼ねて郵便局まで校正を投函しに行った。この往復だけで十分疲れた。できれば、かつてのように、夕方の
グラウンドでボールを蹴ったり、家内の
散歩に付き合ったりしたいのだが、そういう気力も湧かないし、ゆららに行くのも億劫で、ただ家でぐったりしていた。
「けんびき」なんだ、と思う。なぜならば、いくらでも眠れるから。「けんびき」の「けん」とは、たぶん「筋」のことだろう。「けんびき」とは「けんをひく」の名詞形かな? 体中の筋が硬直化して突っ張っている状態をさすのではないか。自分の体の状態からそう思うのだ。この凝り固まった「筋」がほぐれない限り、体は元に戻らない。元に戻すには眠るしかない。「睡眠」がなにより特効薬だ。体を休めなければいけない。
しかししかし、・・・じつは、ある原稿に追われている。締切は今月の5日であった。7月末だったか8月初に依頼されて、〆切が9月5日なのである。そして、2回めのボーダーラインが今日だというお達しを頂戴したのだが、体がついていかない。原稿をたくさん速く書くだけが取り柄の男だったのに、なんたる為体。これではOK牧場と同じではないか。いや、やはりOK牧場の呪縛かもしれない。
- 2007/09/25(火) 00:01:17|
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