佐治にある旧村指定建造物の笹尾神社薬師堂と林泉寺山門の再調査の後、用瀬(もちがせ)にある東井(とうい)神社に行きました。明治元年、周囲にある六社を合祀して成立した神社で、やはり旧町指定(現市指定)の文化財建造物です。
東井神社で、歴史的建造物のデジタルマッピング作り(参照:8月19非歴史的建造物のデジタル・マッピング 中間報告その1)の資料となる写真と調書をとりました。拝殿と本殿が対象です。
浅川教授も同行していただいていたので、記入後の調書を確認していただき、その折に、組物の名前を説明・指導していただきました。勉強不足を痛感。
今までの調査においては、寺院物件の調書に組物の記載をしていなかったので、次回の調査からは組物の名称も加えられるよう、努力しようとおもいます。[西河の、河のほう]

↑拝殿は正面が入母屋、背面が切妻。鳥取には、この形式が少なくない。向拝の組物は三斗組。大斗に皿斗がつく。

↑本殿は一間社流造。組物は出組。
- 2005/08/19(金) 22:18:20|
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