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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

ミュートの技巧-レッスン(Ⅱ)

 週末に引っ越し準備とは色気のない話ですが、午後1時からチャックとハルさんが田園町の宿舎に来てくれました。食器と書籍の梱包です。
 ところがところが、わたしは1時半からギターのレッスンで、お馴染み「駅前の楽器屋さん」に直行。例の女性店員さんは、このブログを読んだらしく、「わたし、もうなんにもしゃべらない」とおっしゃる。あんなにおしゃべりな方がしゃべらないなんて、わたしからギターを取り上げるのと同じぐらいの苦痛ではないかしらん・・・

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 さて、今回はエチュードの№2から№5まで一気に進みました。30分でこれだけ進むんですよ。一つのエチュードを全曲弾かせていただけるなんてことはありえないわけでして、とくに問題となるフレーズを弾いてはコメントを頂戴し、また別のポイントを弾いてはコメントを頂戴するわけです。
 今回お誉めいただいたのはビブラート。「絶妙のビブラートですね」と評価していただいたんですが、本人は無意識にやっているだけでして、じつはただのクセなんです。良いクセで良かった。
 一方、弱点もみごとに喝破されました。「これが苦手のようですね」と言われて、左手を掲げ、薬指と小指を動かされるんです。まったくその通りでして、いまわたしの最大の弱点は左手の薬指と小指、そして右手の薬指であることを自覚しております。先生も気にしてくださって、左手の薬指と小指の運指トレーニングを教えていただきました。ただし、「途中で指が痛くなってきますから、そうなったらやめてください」とのこと。帰宅後、やってみたんですが、たしかに痛くなりますね。それよりなにより、今回いちばんの収穫は、消音(ミュート)のテクニックをお教えいただいたことです。わたしが普段やってるミュートをおみせすると、先生は「あれ、それどうやるんですか?」と逆に問われるんです。わたし、ただ笑って「これ、ニール・ヤングの真似なんです」。それから、クラシック・ギターにおける正式な消音のテクニックを教えていただきました。うぅぅん、なるほど。これはなかなか難しい。
 どうやら、エチュードは猛スピードで終わりそうな気配でして、ひょっとしたら先生は次のレッスンをお考えなのかもしれません。なんとなれば、先生はわたしに第16回山陰ギターコンクールの募集要項を渡されたんです。「へぇっ、はぁっ・・・」とお答えするのみで、話はコンサートに切り替わりました。

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 まず10月14日(日)の「むきばんた 夕日の丘コンサート」(↑)。門脇先生の演奏会です。妻木晩田での野外コンサートで、ぜひ駆けつけたいところなんですが、この週末はたぶん奈良に帰らなきゃならないんで、代わりにチャック&ケンぼーを派遣しようかと考えているところです。可能ならば、六弦倶楽部のみなさんにも是非聴きに行っていただきたいですね。先生の演奏はCD『夜明け』しか聴いたことはありませんが、素晴らしいですよ。ギターが歌ってます。ぜひ大勢の県民に聴いていただきたいですね。

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 次に、なんと! イョラン・セルシェルとアンドリュー・ヨークの来日コンサート(↑)。 上のチラシは広島会場のものですが、セルシェルは東京、横浜、大阪を含めて6会場、ヨークは横浜、東京を含めて3会場で公演があるようです。
 わたし、行きますよ。どの会場に行くか分かんないけど、二人とも見ます。二人とも大好きなギタリストですもんね。はやくスケジュール調整せんといけん。



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 さて、2時すぎには田園町の宿舎に戻って、わたしも梱包作業を再開しました。4時には、遅刻常習犯の院生も登場。まぁ、引っ越しの手伝いなんて強制できませんから、今日に限って言えば、遅刻したって叱れませんよね。途中、F印刷の社長が「呪われた校正刷り」をもって参上。今度こそ校了か・・・いや、難しいんじゃないか・・・
 6時で梱包作業は終わり、4人で鳥取駅に。日置桜の居酒屋で夕ご飯を食べながら、気が付くと、あらっ時間だということで、わたしは「スーパーはくと」めがけて猛ダッシュ。その自由席で某助教を発見。しばらく雑談してたんですが、わたしはすでに冷酒で酔っぱらっていて、ぐうぐう眠ってしまいました。でも、目覚めてから少し校正をしたんですね、「呪われたゲラ」の校正。これは一筋縄ではいかない・・・

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 奈良の自宅に戻って、「第16回山陰ギターコンクール募集要項」を読んでみました。審査は「ジュニア」「シニア」「アンサンブル」「一般」「プロフェッショナル」の5部門に分かれていて、先生からは「一般部門で」と言われたんですが、参加資格の項目をみると、「各コース重複参加できます」とあって、わたしの場合、シニア部門でも参加できますね。シニアの定義は「満年齢50歳以上」。とうとう、そういう歳になってしまったんだな。でも、この部門で出場資格があるのはありがたいことかもしれません。シニア部門の課題曲はNHK『趣味悠々』に掲載されている荘村清志編曲「ロンドンデリーの歌」。これならいけるでしょう。自由曲は松田聖子やったりしてね、ふふふ。
 一方、一般部門の課題曲はF.ソル「魔笛の主題による変奏曲 第4,第5変奏」。どんな曲か知らないけれど、みるからに難しそうだねぇ・・・未知の世界です。
 
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  1. 2007/09/29(土) 03:16:55|
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