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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

歩け、あるけ、アルケオロジー

 木曜日から後期のプロジェクト研究(1・2年の演習)が始まった。昨年度前期から今年度前期まで3期にわたって続けてきた「古民家のリサイクル」シリーズは一旦休止(3年生は継続します)。今期からは以下の新しいプロジェクトが始動しました。テーマおよびシラバスの抜粋を以下に示します。

       歩け、あるけ、アルケオロジー
         -弥生の暮らしをたずねて-

  大学の裏山に「邪馬台国」の遺跡が眠っているのを知っていますか? というのは真っ赤なウソですが、鳥取県は弥生時代遺跡の宝庫です。このプロジェクト研究では、青谷上寺地遺跡、妻木晩田遺跡など日本有数の弥生時代遺跡をたずね歩きながら、古代の暮らしに想いを馳せようとするものです。大学に近い遺跡を訪問し、弥生人の暮らしのいろいろな側面、たとえば衣・食・住について想像をめぐらせてみましょう。古代の人びとはどんなファッションをしていたのか、どんな食べ物を食べていたのか、どんな住まいに住んでいたのか、各自の研究テーマを掘り下げてください。
 ちなみに「アルケオロジー」とは「考古学」のことです。

 このプロジェクトには1年生5名、2年生2名が配属されました。もちろん浅川研究室の3・4年生も全面的にバックアップします。県の「知の財産」事業に貢献できるような斬新で愉快な研究が展開できれば、と願っているところです。

 これから1ヶ月の活動は以下のとおりです。この時期を準備期間として、各メンバーの研究テーマを定めていく予定です。

 10月4日(木): オリエンテーション
 10月11日(木): 鳥取県埋蔵文化財センター訪問
   「弥生時代の衣食住」と題する講演をお願いしています。もちろん施設も見学。
 10月18日(木): 青谷上寺地遺跡発掘現場・展示館 視察
 10月25日(木): 鳥取県埋蔵文化財センター秋里分室訪問
    青谷上寺地遺跡で出土した極上の遺物と建築部材を視察

  1. 2007/10/05(金) 16:14:27|
  2. 史跡|
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