
今日のプロジェクト研究2&4「歩け、あるけ、アルケオロジー」では鳥取県埋蔵文化財センターを訪問しました。鳥取県にはたくさん遺跡があるようで、青谷上寺地遺跡や妻木晩田遺跡が有名な弥生時代の遺跡だそうです。
まずは施設内を見学しました。エントランスには、貝塚やたくさんの土器など、遺跡からの出土品が展示してありました。土器は時代によって焼き方や素材が違うようで、縄文時代の土器は分厚く、時代が進むにつれて薄くなっていました。

次に、出土品(主に土器)の修復・復元作業をしているところを見学させていただきました。緊張した現場でした。出土品の復元部分は本物そっくりに色付けされていました。また、アクリル絵具を使っていることに驚きました。
その後、独特なにおいのする部屋に案内されました。そこでは、ポリエチレングリコール(PEG)という液体を使った遺物(木製品)の保存方法を教えていただきました。だんだんとポリエチレングリコールの濃度を上げていき、腐敗を防ぐそうです。この作業は10ヶ月も続けられます。その部屋から出ると、今度は施設の横にある「古代の森」へ行きました。そこには古代の植物が植えられており、復元された前方後円墳や石棺、竪穴式住居が展示してありました。

↑後円墳に立つ(上) 石棺(左下) 竪穴住居(右下)
見学の後は、弥生時代の「衣・食・住」についての講演がありました。資料とパワーポイントを使っての講演だったので、わかりやすかったです。
今回の講演を聞いて、弥生人がどのようなものを使って生活していたのかを知ることができました。今回の講演を今後のプロジェクト研究に生かし、自分のテーマを決めていきたいと思います。今日の訪問でより一層アルケオロジーに対する興味が湧きました。今後のプロジェクト研究も頑張ろうと思います。案内役のKさん、講演をしてくださったSさん、お忙しい中ありがとうございました。(環境政策学科1年 男のティラミス)

↑ようこそ鳥取県埋蔵文化財センターへ!

↑ブログじゃんけん
- 2007/10/11(木) 22:47:24|
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