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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

卒業研究中間発表会2007

 卒業研究の中間発表は、制作と論文が別々の部屋でおこなわれた。午前の部でAsalabの中間発表が終わり、毎年恒例の「服部珈琲での打ち上げ」というご褒美へ・・・。
 コーヒーとサラダピザたちを囲んで満腹満足のメンバーであったが、研究室に戻ってからの休息もつかの間、すぐに服部珈琲で調べた英文を基に各々がブログに取り掛かる。今年度卒業予定者の研究題目は以下のとおり(学籍番号順)。

・嶋田 喜朗(論文) 「@青谷上寺地遺跡 -7000点の出土部材が物語るもの」
  Copyright AOYAKAMIJICHI Site 
    -Reconstruction of YAYOI Architectures
     by Analysing Excavated 7000 Timbers-
・城間 美乃(制作) 「下龍点睛 -ハロン湾の文化的景観を描く」
  The Descending Dragon
    -Draw the Cultural Landscape of Halong Bay, Vietnam-
・松本 朋子(論文) 「谷口ジローの風景 -昭和の鳥取・町並みを探る」
  The scenery drawed in Taniguchi Jiro's Comics
    -Looking for Tottori Town Scape in Showa Times-
・横田 研二(論文) 「とっとり建築アルケオロジー -古代住居の復元」
  Tottori Architectural Archaeology
    - Reconstruction of the Ancient Swellings-

20071020172316.jpg
↑つかの間の休息


 以下、中間発表についての4年生のコメント(発表順)。


チャックの一人反省会
 〔スライド枚数が多い〕 発表時間8分に対して24枚。1分あたり3枚の説明をするのはちょっと無理があった。1枚に対してもう少しじっくりしゃべらなければ、写真が何を示しているかなど、聴いてくれている人に理解してもらえない。
 〔話し口調に抑揚がない〕 緊張と練習不足で棒読みが続いた。もう少し回りを見ながら話すことができればよかった。
 〔質問に答えていない〕 緊張に準備不足が重なって、知っている知識を積み上げて最終的に自分でも何を言っているか、何に対して答えているのかわからなくなっていた。的確に、そして素早く解答するにはもっと経験と知識の幅を広げなければならない。
 
 →さらに発表にいたるまでのプロセス(パワーポイント作成)について反省会。
 〔詰め込みすぎ〕 わかりやすさを目指し、画像をたくさん使い、スライド1枚に盛り込んだ結果、自分自身が何を言いたいかわからなくなってしまった。ちょっと視覚効果に頼り過ぎた。わかりやすいは難しい。
 〔時間のかけ過ぎ〕 とにかく1枚1枚に神経を使いすぎた。こねくり回して結局消してしまったスライドも幾つあるやら。もっとラフに最後まで作り、そこから他の人に見てもらいながら、相談しながら進んだほうが断然速い。第三者は偉大だ。  
 〔主役は誰か〕 画面いっぱいに際限なく写真を使うのもいけないが、細かくまとまるのもいけない。スライドは統一されたデザインが望まれるが、主役が背景では本末転倒である。
 
 サボってないのに終わらない。そんな負のスパイラルな2週間だった。もうちょっとうまくやれたろうに、何かしら改めなければならないことがたくさんだ。卒論はまだまだこれからで、締め切りはあっという間なのだから。(チャック)

「昭和の町並みは消えかけているから保全しましょう」とは違う!
 論文の人数の少なさに驚いたりもしたが、緊張のせいで気にする暇もなくなってしまった。他者にわかってもらうよう説明するのは難しい。質疑応答の際、単語だけが上ってきては文章にならず躓いてしまったことしか覚えていない。私の研究は「昭和の町並みは消えかけているから保全しましょう」とは違う。それが説明できなかったのが一番の失態ではないだろうか。もう少しうまくやりようがないものか・・・
 今回は通過点をすぎたようなものだと思う。うかうかしているとすぐ、そこには、締め切り。(とまと)

はじめのころのPowerPointと比べると大満足
 寝坊をして余裕をもっていどめなかったが、いざ発表となると昨日も練習をしていたためか落ち着いてしゃべることができた。質問も別段、むずかしいものもなく対応もつまらずにできたが、はじめのころの自分のPowerPointと比べると大満足である。反省点は多々ある。発表原稿を読むので精一杯で、聞いている方々の様子、興味をもってくれているかなどを感じることができなかった。あと、画像が少なく、多少わかりにくい部分もあったかた思う。知識についてもまだまだ不十分で、もっと突っ込まれると、やばかったかもしれない。まあでも、とりあえずほっとした。また来週から模型制作がはじまるが模型制作は自分の好きな分野なので自然とやる気もでてくる気がする。  とりあえず、中間発表おつかれさま。服部珈琲のピザおいしかった。ごちそうさま。(けんボー)

主体的主体的主体的・・・・・・
 指導教官をはじめとするゼミのメンバーたちに見守られての発表。思ったよりも心臓がバクバク鳴っていたけれど、身体が勝手に動いてくれた。ゆっくり動くことだけ気をつけたつもり。
 自分の発表を客観的にみるのは難しい。憶えているのは誰かが「へぇー」って言った事と、後半の説明が聴き手に伝わりにくかったという事だ。
 主体的主体的主体的・・・・・・。まあでも、中間発表は終わってしまった。自分にでき得る全てを伝えるのは、作品である。
 ではこれから早速つくりに行ってきまーす!制作制作っ!(ハル)


  1. 2007/10/20(土) 17:54:38|
  2. 講演・研究会|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:1
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コメント

わりとすんなり終わった感じだね。昨年と比べても、指導しやすかったという実感があります。こまのままペースを崩さず、よい研究に仕上げてください。
  1. 2007/10/21(日) 03:46:06 |
  2. URL |
  3. asax #90N4AH2A
  4. [ 編集]

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