
プロジェクト研究2&4の第6回「歩け、あるけ、アルケオロジー」では先週に引き続き一週間の成果の発表をしました。「衣」班(わたし一人です)は青谷上寺地遺跡展示館でかご編みと勾玉作りの体験をしてきたので、かご編みと勾玉作りの方法について発表しました。「食」班は弥生時代の火起こしの方法についてを調べてきて発表しました。キリモミ式という方法で、人の手で回す一番初期のタイプについてでした。「土器作り」班は実際に土器を作っていて、その試作品の展示と土器作りの実演をしました。
その後、鳥取埋蔵文化センター技師のK先生がいらっしゃって土器作りについて教えてくださいました。土器作り班の発表とまた少し違っていて、土器の底部を作った後に積み上げる粘土紐は結構太いものでした。この紐が細いと大きな土器は作れないそうです。また、形を作った後に板や貝でなでると文様がつき、少し乾いてから石などで表面を磨くとピカピカになるそうです。今日の発表で各班の方向性が少しは見えたと思います。まだこれから調べて計画していかなければどうにもなりませんが、頑張っていきたいと思います。K先生、お忙しい中、実演とスピーチ、ありがとうございました。来週もよろしくお願いします。
来週のお知らせ 来週はK先生に教えていただきながら、加藤家住宅で土器作りを行う予定です。時間は粘土練り班の1年2名、4年2名とK先生が10:00に大学ロータリー集合で加藤家に出発します。それ以外の人は14:40に13講義室集合、即出発して加藤家板間で土器作りを始めます。
材料のうち、
野焼陶土30㎏、砂3㎏、回転台数点、板切れ15枚、貝殻、たこ糸、どんぐりを1年で用意します。そのほか
ボロ雑巾は参加者が1人1枚持参お願いします。あとは使わなくなった櫛や歯ブラシなど文様をつけるのに使えそうなものがあれば色々持ってきてください。(環境政策学科1年T.I)
- 2007/11/09(金) 00:06:09|
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