ようやく少しだけ一段落して、夕方研究室でぼんやりしていたところ、ドアをノックする音。「
北から来たの」さんでありました。ほんとうに北から来たような防寒具にくるまれていて、今年は冬の足音が速いのねん・・・ さっそく報告書3冊を渡しました。とりわけ
尾崎家の報告書は彼女の卒論を元にしたものだから、もっと早く郵送してあげたかったんだけど、なにぶん修正シールを貼り終えたのは昨夜のことでして、その点では、まさにドンピシャの来学でしたね。

さてさて、月末の「知の財産」シンポジウムまであと10日になりました。いろいろご質問等がメールで寄せられておりますので、ここに気づいた点をお知らせしておきます。
1.送迎とアクセス 列車で来鳥されるスピーカー&コメンテータのみなさんについては、もちろん11月30日(金)の午前11~12時に鳥取駅までわたしか学生がお迎えにあがります。今のところ、奈良のHさんが12時、松江のNさんが11時の到着だという知らせを受けております。他の出席者についても、もちろんお迎えにあがりますので、事務局までご連絡ください。
一方、車でご来場の方は下のアクセスマップをクリックしてご参照ください。

道に迷ったら、アクセスマップに示したファミリーマートからお電話いただければ、学生がお迎えにあがります。なお、駐車場についても学生が誘導いたします。
なおなお、夕方の懇親会および駐車場確保の関係上、できるだけ自家用車は乗り合いでご来場ください。一人1台でのご来場になりますと、楽しい懇親会でお酒が飲めなくなりますので。
2.懇親会費・資料代・弁当代 受付は12時からです。シンポジウムの参加者には資料を配付いたしますが、話題提供者・コメンテータ・司会者以外の参加者には資料代1,000円をお支払いいただきますので、ご了解ください。
29日夜の懇親会費は一律3,000円(→1,000円に修正です。
こちらをご参照ください)。30日の昼弁当代は実費を頂戴いたします。
3.宿泊 シュラフをご持参いただければ、加藤家に泊まれます。ロフトが暖かくて快適ですよ。また、寺町の我が家も空き部屋があります。現在、NさんとKさんの2名が寺町宿泊を希望されています。まだ、余裕ありますよん。
4.防寒具 ずいぶん寒くなってきました。加藤家は土間と畳間を開放にしていましたが、さすがにこの寒さでは耐えきれないだろうと、建具を通すことにしました。ストーブも3台用意しておきます。しかし、それでも夜間は冷えると思われます。是非とも、防寒具をご準備ください。女性の参加者は膝掛けとかマフラーなどが役にたつかもしれません。
では、次第の詳細(最新バージョン)を「続き」に掲載しておきます。
2007年度<とっとり「知の財産」活用推進事業>シンポジウム
弥生建築の実証的復元はどこまで可能か
-山陰地域を中心とする事例研究-11月30日(金)午後 会場:加藤家住宅 13:00 趣旨説明 浅川 滋男(鳥取環境大学)
13:10 セッション1 「全国の研究動向」
1. 箱崎 和久(奈良文化財研究所)
「奈良文化研究所における出土建築部材の研究」
2. 高田 和徳(御所野縄文博物館長)
「焼失住居研究の最前線」
14:10 コメント:浅川 滋男
討論(司会:濱田竜彦/鳥取県教育委員会歴史遺産室)
Coffee Break
15:10 セッション2 「山陰地方の焼失住居と出土建築部材」
3. 馬路 晃祥(妻木晩田遺跡事務所)
「竪穴住居復元のための焼失住居の基礎的検討-弥生時代を中心に-」
4. 茶谷 満(鳥取県埋蔵文化財センター)
「青谷上寺地遺跡出土の建築部材-データベース整備を通して-」
16:10 コメント:中川 寧(島根県埋蔵文化財センター)
討論(司会:浅川 滋男)
18:00 懇親会(加藤家住宅炉端)
12月01日(土)09:30~ 会場:加藤家住宅 09:30 セッション3 「弥生集落遺跡整備と復元建物」
5. 飯塚 康行(松江市教育委員会文化財課)
「田和山遺跡の焼失住居と復原建物」
6. 川畑 和弘(守山市教育委員会文化財保護課)
「下之郷遺跡の大型掘立柱建物」
10:30 コメント:高田 和徳
討論(司会:眞田 廣幸/倉吉市教育委員会文化課長)
11:30 昼食(蕎麦切り「たかや」出前)
13:00 セッション4 「浅川研究室の復元研究 -中間報告-」
7. 横田 研二
「竪穴住居3題 ―枕田・童子山・クズマ―」
8. 嶋田 喜朗「弥生時代最長の垂木をめぐって」
14:00 コメント:箱崎 和久
討論(司会:浅川 滋男)
15:00 閉会挨拶
15:30 解散
- 2007/11/22(木) 00:04:49|
- 講演・研究会|
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