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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

トウモロコシの煙り

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 14:30。今週のゼミも加藤家への移動から始まる。いつものように分乗していく。カラカラと加藤家の戸を引き、障子をあけると、既に暖が取れるようになっていた。なぜこんなに暖かいのかと思ってガラス戸に目をやると、以前まで冷たい風が流れていた隙間に新聞紙の様なモノがしっかりと埋めてあった。周到なあの方のおかげである。
 今週もまた取材があるようだったので、さてゼミの準備はどうしようかと、ゼミ生が動き出した頃。電話でのやりとりをしていた教授から「本日、取材はありません。大阪朝日のすっぽかしだわ」との言葉が発せられた。その事に、みな一瞬キョトンとしていた。でもその後すぐ、ゼミ生の頭をよぎったコトは皆おなじであろう。卒業研究もしくは自分の受け持つ作業のことに頭を切り替えたに違いない(たぶん・・・)。それでも教授はゼミの時間のことや準備の事を気遣ってくださった。その後ワッフルやお茶で一息したあと、加藤家は寺子屋と化し、教授によるゼミ生一人ひとりへの指導がなされた。

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 トップバッターtomatoさん(大阪朝日の担当記者の名前もtomatoだった!)は、「谷口ジローの風景」の目次を詰めていく。嶋田・岡垣ペアからは復元設計図が提出された。私、ハルは使用する画材や細部の参考絵図をだした。部長・デスクペアはパンフレットの全体像がひと目でわかる割付図を示し、パンフレットの編集方針を議論していった(↑)。『クロワッサン』編集者のご指導に従って二人は大掛かりな修正案をもってきたが、教授もこのパンフレットには思い入れがあるみたい。来週には大筋が固まりそう・・・そして、忘年会2007(新年会2008?)の幹事に、礼儀正しさで有名な左サイドハーフ君が任命された。
 本日のゼミは当初の予定と違ったが、香ばしい焼きとうもろこしをいただきながらの暖かな時間だった。
 
 4年生へ:最後に、卒業研究展 学生委員として。4年生にとって一番重要な締め切りが1月31日の卒業制作・卒業論文・梗概提出です。そして冊子となる論文集(A4 2ページ)もよろしく。 (ハル)

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↑加藤家が寒い最大の理由は建具と柱の間にできた大きな隙間であることが判明。朝からチャックが隙間に詰め物をして外気を遮断し、内側からスダレを垂らして修景した。これは効果があった。「寒い」という声はほとんど聞こえなかった。

  1. 2007/12/12(水) 00:56:03|
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