いやいや、
床下編集室のみなさん、ご入稿おめでとうございます。遅延したのは確かですが、某院生くんほどではありませんし、卒業生がまだ研究室にいるあいだに入稿できたんだから良しとしないとね。
それにしても、社長のエアーギターには参ったな。

なんかおかしい、と思ったのね。入稿の真っ最中に「今年は六弦倶楽部の練習会、ないんですか?」って真剣な顔して訊いてくるんだから。「まぁ、東部ではないでしょうね・・・ひょっとしたら倉吉の酒蔵ぐらいであるかもしれませんが」と答えると、ちょっと淋しそうな顔をする。
それで、バッグから取り出してきたのが「エアーギターのおもちゃ」(↑)だったわけです。みなさん、分かりますかね。フレットの上に7つのボタンがあるでしょ。右列上からC、E、G、B、左列上からD、F、Aの配列です。指を斜めに動かすと、C、D、E、F、G、A、Bの順で押さえられる。これ、コードです。3和音のコード。これだけだと音楽にはなりませんが、左側面にボタンがついていて、7thとマイナー(m)コードにも早変わりします。また、半音上げ下げ(フラット&シャープ)用のボタンも左についてます。
ともかくコードボタンを押して、ネックの延長線上で右指をかき鳴らすと、超音波に反応してコードストロークができるという仕組み。上の3つのボタンは、右が「アルペジオ」。ストロークからアルペジオに切り替わるの。たしか2パターンのアルペジオが可能でした。真ん中のボタンは「セレクト」なんだが、どんな機能だったか忘れちゃった。左のボタンは「カポタスト」。カポタスト・ボタンを押すたびに、6弦全体が半音ずつ上がっていきます。結構、賢いのよ。「優れもの」だと社長は言った。

社長は鞄からこのおもちゃエアーギターを取り出すや否や、サザンの「津波」を歌いはじめたんです。ちゃんと弾けるの、コードストロークで。伴奏になってる。上手いことはうまいんだけど、とりあえず入稿の最中なんですよ。で、わたしも真似して「生活の柄」に挑戦したんだが、もうひとつ上手くいかないんだな。G→G7→Cが思ったように弾けない。だから、
しかめっ面してたんですよ。一方、社長は絶好調でして、2曲めは「世界に一つだけの花」(↓)。入稿の真っ最中ですよ、繰り返しますが。
「どこで買ったの?」
「トイザラスです。」
「値段は?」
「2445円」
で、産地はもちろん made in China、冷凍餃子の中国です。

社長は口には出さなかったですけどね、要は、このエアーギターでもって「六弦倶楽部」練習会に参加しようて魂胆なんだな・・・結構、うけるかもしれんぞ。
チョトロク会長、如何なものでしょうか?
追記: 今回の写真掲載については、社長ご本人から許可を得ております。「どうぞ、どうぞ」とのことでした。分かってんのかな、うちのブログのアクセス数??
- 2008/03/04(火) 00:00:55|
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今度の練習会にぜひ参加してもらってください。実は私も去年の夏ごろ、「ギターではないギター」を持って練習会に参加しようと企てたことがありました。 それはニンテンドーDSのソフトに「弾いて歌えるDSギター」というソフトがありまして(値段は3000円くらいでしたか)、デモ演奏を見ましたが、アンプを通すとそれはカッコいいストロークができる代物でした。エアーギターでも擬似ギターでも、演奏しているうちにどんどん本物のギターを弾きたくなっていくのだそうです。やっぱり、その社長さんには次の練習会に参加してもらいましょう!
- 2008/03/04(火) 16:26:24 |
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