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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

ホンジュラスに学べ!

 ごらんのとおりの試合であった。ホームの親善試合で、4失点するような代表チームの監督は、即刻、辞任すべきではないか。
 まず、なにが良くないのかというと、最後のほうで堀池巧が指摘していたように、ボランチと4バックの距離。ここにスペースができて、相手の選手がなだれ込んでくる。前半、とくにひどかった。これはまさしくライン・コントロールの問題であり、その責は宮本にある。宮本がバックラインとボランチの距離を適度に保つように、他のメンバーに適切な指示を出さなければならないのだが、かれはそういう仕事をきちんとしていない。もっと言うと、宮本にはライン・コントロールのセンスがないように思われてならない。今日の場合、ホームなのだから、ボランチを下げるのではなく、自ら4バックラインを高めに押し上げる必要があった。
 失点は、このスペースを基点に4バックの裏をつかれて生まれた。アレックスの裏、宮本の裏、加治の裏。われらがジーコJAPANの欠点をみごとに突く戦術で、ホンジュラスは日本代表を奈落の底に突き落としたのだ。5点取ったからといって、4点とられたのだから、この試合は負けに等しい。今日の試合は負けである。

 以下、わたしの改善案。
1)中田英は不調だったが、前寄りのMFではなく、ボランチに置いておくほうが、あきらかに効果的。あそこから、縦のフィードが出せる唯一の選手である。
2)どうしても4バックにこだわるなら、両サイドバックもストッパータイプにすべき。アレックスは3-5-2のウィングバックでしか使えない。途中出場で十分。ジーコは、セレソンやフラメンゴの同僚だったジュニオールとアレックスをだぶらせているのだろうが、力量と頭脳が違いすぎる。アレックスは、いまやレッズでも控え選手なのに、いったい、いつまで代表のレギュラーに据えておくつもりか?
3)前半のホンジュラスは見事なサッカーで、敵のボールをだれかが奪うと、サイドや前線が瞬時に動きだす。これで、2~3点やられてしまった。一方、日本の両サイドは、のろい。中田や中村がダイレクトでいいパスをだしても、全然おいつけなくて、タッチラインを割ってしまうではないか。あれはパスが悪いのではなくて、動きだしが遅いからだ。
4)現状では、4バック&2ボランチの6名のうち、レギュラーと呼べるのは中田英と中澤だけ。大型で守備力のある選手をそろえ、本大会に臨んでもらいたい。

 data: キリンカップ親善試合
      日本 5-4 ホンジュラス

 
 
  1. 2005/09/07(水) 21:51:16|
  2. サッカー|
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