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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

気分爽快

 さきほどドイツ在住の日本人研究者からメールが入った。その冒頭に、「ポルトガルが優勝するであろうと思っていたら、違うチームが勝ち上がり、昨日は不完全燃焼のドイツの試合を見て気分が晴れず、今日は少し寝不足気味で疲れを感じておりますが、先生にありましては如何お過ごしでしょうか」とある。

 わたくしにありましては、気分爽快ですわね。さきほど2週間に1度のホームドクター検診に行ってきたのだが、朝まで起きていたのに血圧はやや低めで安定しており、医師は「なんででしょうかね」と問うから、「そりゃスペインが勝ったからですよ」とわたしは答えた。これで、ピヴォに焼肉奢らなくて済むし・・・それは冗談として・・・ともかく、技術的にも戦術的にもすぐれたチームが賜杯を手にし、ほんとうに良かった。欲を言えば、好調時のオランダとスペインの対決がみたかったね。
 わたし自身について言えば、W杯後のサッカー離れがもろに影響し、予想はさっぱりでした。6月22日に披露したピヴォとわたしの予想の結果は以下のとおり、1勝3敗のイーブンです。

   クロアチア 対 トルコ  (×ピヴォ=クロアチア、○教師=トルコ)
   オランダ  対 ロシア  (×ピヴォ=オランダ、×教師=オランダ)
   スペイン  対 イタリア (○ピヴォ=スペイン、×教師=イタリア)
   優勝             (×ピヴォ=ドイツ、×教師=オランダ)    

 それにしても、ダイレクトパスを多用するゲームメークは、みていて楽しい。今回の16チームのなかで、1番はスペイン、2番はロシアじゃなかったかな。ダイレクトパスを多用するパスサッカーの神髄をみせてくれたチームですよ、この1番と2番は。

 アラゴネス監督の采配も見事のひと言。ヒディンクはリッピに続き、アラゴネスにも敗れ去った。アラゴネスは戦況の動きをみる目が深い。ドイツ戦でセスクを下げた場面などは、その真骨頂だった。後半、敵がボランチを削ってFWを増やした途端に、流れがドイツに傾いたが、セスクを削ってシャビ・アロンソを投入し、4-1-4-1から4-2-3-1に変えた瞬間、再び流れはスペインに戻ってしまった。ボランチを1枚加えただけで、ドイツの猛攻を押さえることができたのだ。
 アラゴネスが引退すると、少なからず、チームには影響がでるだろう。スペインは良い選手が揃っているけれども、それでも試合には大波小波いろいろあるから、思い切った選手交替で流れを引き寄せる監督の存在は重要だ。
 いったいだれがスペインの監督になるのだろう。その人選によって、スペインの2010W杯の結果は大きく異なるような気がする。まぁ、いざとなったら、W杯大会直前にトルコからアラゴネスを呼び寄せればいいかもね。

 あぁ、毎度のことながら、ユーロは楽しかった。正直、ワールドカップより断然ユーロがおもしろいね。理由はなにかって?
 ここだけの話にしておいてほしいんだけど、・・・それは、ジーコJAPANのような弱いチームがひとつもないからでしょ。いきなりヨーロッパベスト16の対決なんだから、おもしろいに決まってるわね。


  1. 2008/07/01(火) 00:00:18|
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