御所野インターンシップ報告: 8月23日(土) 3年のガードです。御所野でのインターシップも6日目となりました。
午前8時30分、朝礼がおこなわれました。本日の連絡は、青森ユネスコ協会研修視察がある事とKK舘の学生さんが博物館実習が最終日だという事の二つでした。朝礼の最後にKK舘の方と御所野のみなさんで記念撮影をしました。
朝礼が終わると、すぐに青森ユネスコ協会研修視察で使う会場の準備をしました。準備が終わると、
カラムシの採取にでかけました。カラムシとは、昔の縄や服を編む繊維の材料となる植物です。採取したカラムシの繊維となる部分を剥く作業をしたのですが、この作業は思いのほか難しく、御所野の作業員さんはキレーにそして速く剥くのですが、素人の僕たちでは月とスッポンほどの違いがあり、単純な作業でも奥が深いと感じる事のできた作業でした。


【左上:カラムシの茎、上:カラムシの皮を剥ぐ、右上:カラムシの皮、左下:乾燥させたカラムシの皮】
12時になって皮むきをやめ、昼食をとりました。昼食が終わると、SH都大学の学生さんたちとKK舘の方と自分の四人で何気ない話をしたのですが、KK舘の方はすごい勢いで話し、そして質問をするといった本当に明るく積極的な性格がもろに出ていました。自分はこの方とほぼ一緒に実習をしていて、この方はいつも積極的ですごいなと思うのですが、たまに奇想天外な発言をするので、この5日間とても楽しませてもらいました。本当にお疲れ様でした。
午後1時から、御所野縄文博物館の高田館長が竪穴建物の屋根や柱について、あるいは竪穴建物の復元に関する内容の講義をしてくださいました。館長さんの話はとても興味深く聞くことができ、いつの間にか話にのめりこんでいる自分がいました。
この後、御所野のみなさんと一緒に奥州街道に向かいました。写真撮影にお手伝いとして、一緒に街道をまわらしせていただいたのです。写真撮影のところどころで奥州街道についての話を聞かせていただいたり、一戸に関する色々な事を話してくださいました。その途中、国指定の天然記念物「浪打峠の交叉層」(↓)を見る事ができました。交叉層はとてもダイナミックでテンションがあがってしまいました。六日目のインターシップはこれで終わりました。

六日目のインターシップは大きな収穫があった一日でした。それは、自分が今後何をしたいのかみえてきた事です。残りの日々も、1日も無駄にしないように、KK館の方の言葉を借りますが、「人生のお土産」にしようと思いました。(ガード)
- 2008/08/26(火) 00:03:32|
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