インターンシップの報告①: 北海道KT市TK町 8月27日 こんなに充実した一週間は、これまで経験したことがないかもしれません。
私は今、考古学漬けの毎日です。TO大の方たちと、朝7時に起きて食堂でまかないを食べ、8時半にはトコロチャシ跡遺跡で発掘作業を開始し、17時にTO大の寮に戻ってきて夕食後、19時からミーティング、遺物の洗い・注記作業を21時~22時まで行う日々を送っています。
最初の頃は、自分以外みんなTO大の方たちで、食事・部屋・生活当番が少し気まずかったし、考古学の分野も初めてで戸惑いもおおいにありました。
しかし、今ではこのハードな日々を乗り越えてきて、自分が北海道に行く前より大きく成長している実感があります。始めた頃は、ミーティングのスピード感や、発掘日誌の作成、野帳へのデータ記入など、なかなかついていけないこともありましたが、TO大の先生や学生皆さんの前で進行状況の発表や、発掘日誌をアドバイスを受けながら毎日提出していくうちに、必死で、先生・学生の話をメモにとって頭に叩き込んだり、博物館で勉強したりと、がむしゃらに頑張っています。
実際に、石器・土器・骨などを自分の手で発掘できる機会はそうないと思います。この経験を今後の自分の武器に出来ればと考えています。
これは、おまけですが、くだらなくて面白い話が聞けて、夜の宴会がめちゃくちゃ楽しいです。
だけど、寮の周りには何もないし、テレビも新聞もろくに見れないので少し寂しいです。
知っている顔が恋しいので、浅川先生が来られるのを楽しみに待ってます。(黒帯)

↑40年前くらいのT大発掘隊が置き忘れて埋まった移植ゴテ ↓出土遺物(一部)
- 2008/08/31(日) 00:45:58|
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