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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

雪作務(Ⅱ) -郡家駅の駐車場(Ⅳ)

 奈良は快晴。もちろん、天気予報で日本海側の大雪は知っていた。
 いつもなら、帰鳥する日も奈良でできるだけ長い時間を過ごし、スーパーはくとの最終便(19時代)に乗るのだが、今日はのんびり構えていられない。大雪の日、スーパーはくとは必ず遅れる。おまけに郡家駅に愛車を停めているのだ。深夜になれば、雪が氷に変わる。車内においてるビニール製のスコップでは歯が立たない。
 京都駅のプラットフォームに着いたのが14時50分ころ。スーパーはくと自由席の乗車口に長い行列ができている。まずは県庁のMさんカップルを発見、そして市役所のTさん親子(3人)も。発車時刻14時51分に間に合ってよかった、と安堵しつつ、話は弾んだが、列車は来ない。しかも、自由席1・2号車のうち、2号車の入口は開かないことをMさんから知らされた。
 スーパーはくと9号は40分遅れでやってきた。2号車の入口の片側のガラス窓が割れていた。そのため遅れたのだ。どうやら主犯は雪でも風でもなく、ツララらしい。トンネル内にできた大きなツララがガラスを割ってしまったのだろうとのこと。

雪作務01車

 さて、わたしがジャケットの上に纏っている黒いベストは魔法の布団だ。このベストを頭からかぶって視界を暗くした瞬間、眠りに落ちる。気づいたら、大原を過ぎて智頭に迫っていた。列車は40分遅れのまま走り続けている。だから、郡家(こうげ)駅に着いたのは18時半ころだった。すぐに自動販売機で暖かいペットボトルのお茶を2本買った。フロントガラスにかけて、氷と化した雪を溶かそうと思ったのだ。
 しかし、駐車場に足を運び、ペットボトルは何の用もなさないことがすぐに分かった。愛車はカマクラと化している。ドアも開かない状態なんだ。素手と足で雪を掻き、少しだけドアを開けて中においてるスコップとブラシを取り出した。このあと半時間の「雪作務」でありました。
 あぁぁぁ、まだ体が痛い。
 昨年秋に寺町に引っ越してから、雪作務した記憶がないのね。この2年ばかり、ずっと暖冬だったから。3年前の冬は12月から豪雪で、深夜の田園町でなんども雪作務したんだけれど、あれ以来のことではないだろうか。

 大学に戻って、また女子学生たちとお茶したんです。今夜はちょっとした内祝いに頂戴したルピシアのフレーバー・ティー。ローズレッドとマリーゴールドをミックスした紅茶です。
 ほっとしましたね。

rupishia.jpg


  1. 2009/01/12(月) 21:44:34|
  2. 食文化|
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