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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

グリーン・ドルフィン・ストリート

 われらが「日乃丸温泉」(市内末広温泉町)の2階には「アフターアワーズ」というライブハウスがあります。1996(平成8)年7月にオープンしたライヴ・パブ&レストランで、オーナーの松本正嗣さんが原信夫とシャープ&フラッツに在籍された経験のあるプロのジャズ・ギタリストであることは、みなさん、よくご存じでしょう。
 「アフターアワーズ」ではジャズに限らず、ブルース、ロック、アコギ系のライブが頻繁におこなわれていますが、松本さん自身のトリオも月に2回、隔週でライブ演奏をされているというので、ちょいと聴きに行ってきました。選挙で知らないうちに「**長」にされちゃったことに対する憂さ晴らしもあったりして・・・

アフターアワー20090218221011

 寒い雨の夜でした。レギュラー・リズム隊のドラマーとベーシストがいずれもインフルエンザで不参加という緊急事態でしたが、鳥大ジャズ・フュージョン部の現役やOBがサポートに駆けつけ、楽しい演奏を聴かせてくれましたよ。ベースとのデュオが3~4曲あって、残りの6~7曲はこれにアルトサックスを加えたやや変則的なトリオでした。ジャズの古典ともいうべきスタンダードばかりの選曲で、チャーリー・パーカーの作品が多かったですね。本物のジャズ好きはレスター・ヤングからパーカーあたりの時代を好みますからね・・・
 ステージは1部と2部に分かれていて、1部はただおとなしく聴いてましたが、2部の途中で1曲だけリクエストしました。お馴染み、「グリーン・ドルフィン・ストリート」です。以前、トゥーツ・シールマンスの項で述べたように、かつて奈良の若草ホテルでライブを聴いてたころ、必ずこの曲をリクエストしてたもんで、そのころを思い出してしまって、無理を聞いていただきました。
 松本さんは、「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」ですね、と言って、軽く指慣らしの前奏を始め、それにベースが徐々にあわせていき、アルトがお馴染みのソロ・パートを甲高く吹き始めました。いや、懐かしかった。本当にありがとうございます!

アフタグリーン20090218220639 「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」という曲は、『グリーン・ドルフィン・ストリート』という映画(1947)の主題曲です。作曲はブラニスラフ・ケイパー、映画の監督はヴィクター・サヴィル。それにしても、わたしはなんでこの曲を好きになったのか・・・だれの演奏でこの曲に惚れ込んだのか・・・しばらく考えてみたんですが、たぶんエリック・ドルフィーじゃないかな。ユーチューブを漁ってみたところ、コルトレーン、ロリンズ、スタン・ゲッツなど大御所管楽器奏者の「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」映像は確認できて、いまキース・ジャレット3の洗練されたプレイを聴きながら、この原稿を書いてるんですが、ドルフィーの演奏は含まれてませんね。ただ、ドルフィーの『Live in Germany』(1961)は邦題が『グリーン・ドルフィン・ストリート』となっていて、その1曲めでバス・クラリネットの快演を聴けます。
 実際に聴いたのはこのアルバムだったのかどうか自信はないんですが、「グリーン・ドルフィン・ストリート」がどうしてもドルフィーに落ち着いてしまうのが自分でも不思議で仕方ない。でも、ドルフィは「影から来た魔法使い」だからね、いつのまにか聴き手を虜にする魔力をもっている。

 ところで、3月19日には打田十紀男さんのライブが予定に入ってます。カントリー・ブルースギター(もちろんアコギ)の雄ですが、テーブル・チャージが高いんだな・・・卒業式の前日で送別会にちょうどいいか、とも思っていたんですが、この値段だと10人+αはきついな??

  1. 2009/02/20(金) 00:45:36|
  2. 音楽|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
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コメント

ドルフィーですか

 突然お便りする失礼をお許しください。エリック・ドルフィーをご存知とは。うれしいですね。ドルフィーはフルートの演奏が好きで、Hi-Fly や You don't know what love is をよく聴きました。久しぶりに古レコードを引っ張りだしてみたものの、プレーヤーが無い…。「影から来た魔法使い」も名著ですね。ご活躍を。
  1. 2009/02/20(金) 23:35:35 |
  2. URL |
  3. ko-m #-
  4. [ 編集]

ko-mさん

コメント、ありがとうございます。
エリック・ドルフィーの『ラスト・デイト』、想い出深いですね。1500円で買えた名盤LPでした。とくに「You don't know what love is」のフルートと最後の「音は発せられた瞬間、虚空に消えてしまい、二度ととらえられない」というドルフィ自身の切ない語り口が忘れられません。間章が訳した『エリック・ドルフィ- 影から来た魔法使い』も学生時代の愛読書でした。この本を読んで、ドルフィという音楽家に惚れ込んだ人も少ないないでしょうね。
また、遊びにきてください!

  1. 2009/02/21(土) 10:02:04 |
  2. URL |
  3. asax #90N4AH2A
  4. [ 編集]

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