4月9日(木)から大学の講義が始まり、プロジェクト研究1&3も第1回目を迎えました。プロジェクト研究1~3は昨年まで3学科合同の演習でしたが、今年から環境マネジメント学科が新設され、4学科合同の演習となりました。
さて、この1年半、「歩け、あるけ、アルケオロジー」「魔法の山」「限界集落アンソロポロジー」という人文社会系テーマを続けてきましたが、ひさびさ「古民家のリサイクル」シリーズ(2006年度前期~2007年度前期の加藤家住宅修復プロジェクト)が復活します。
加藤家住宅では、2003年の基礎的調査、2006年度前期の本調査を経て、2006年度後期にローコスト&セルフビルドをモットーに修復工事をおこないました。また、2007年度前期にはロフトをアトリエに変身させ、昨年度は5期生のピヴォ君が、卒業制作において縁の手摺りの修復をおこないました。
今回は、2006年10月に解体したカマドの再現を目指します。メンバーは1年生4名、2年生3名の計7名。これを4年生&院生6名(+
謎のOB?)がサポートします。
以下にシラバス掲載のテーマと授業概要を転載します。
【テーマ】 古民家のリサイクル -カマド復元と蕎麦打ち-
【授業概要】 鳥取市倭文(しとり)の古民家「加藤家住宅」(登録文化財)の裏庭に、2年前の修理事業で解体した石張りカマドの材料が放置されています。この古い材料を使って、民家の土間にカマドを再現しようというプロジェクトです。カマドが完成したら、みんなで蕎麦打ちに挑戦します。蕎麦の粉を打ち、カマドの釜で湯を湧かして麺をゆがき、ざる蕎麦を作ってみんなで試食するのです!
スケジュールは以下のとおり。
4月: オリエンテーション、加藤家住宅見学など
5~6月中旬: カマドの復元
6月下旬: 蕎麦打ちの実習と試食
7月: 資料整理と発表会(パワーポイント使用)
私もこの春から大学院生となりました。昨年は自分の卒業研究で精一杯でしたが、今後は後輩のサポートも充実したものにしたいと思います。これからもよろしくお願いします。(部長)

↑前列:4年生・院生・教授 後列:1・2年生
- 2009/04/10(金) 00:13:06|
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