久しぶりに患者の定期検診につきあって県立病院に行きました。朝早く起こされて大変だった。いつもは娘が車にのせて行くのですが、「
事実上の内定取り消し」被害に遭った彼女は「会計士になる!」と宣言し、年収■千万円をめざすそうです。わたしが高利貸しとなって授業料を立て替えた。この日は、京都の有名な専門学校にその授業料を納める日で、娘は病院に付き添えなかったのです。
検診は結構ながかった。というのも、患者は最近しばしば目眩を覚えるらしい。とりあえず血液検査をすることになりましてね。心配しましたが、結果は異常なし。こういう場合、最悪のケースは「即入院」ですから、ちょっとびびりましたよ。あっ、そうか、病状をお話ししておきますと、患者の脳動静脈奇形はほぼ壊死していますが、完全に壊死したわけではなく、だからこうして病院通いを続けています。もともと大きな脳動静脈奇形だったので、3年経過をみて、壊死しきらないなら、もう一度
ガンマナイフだと大阪の病院から言われていたのですが、術後3年半にして壊死もしていないし、2度目のガンマナイフ手術をしたわけでもありません。まだ、様子見が続いてます。
ところで、目眩といえば、イチローですね。検査待ちの時間つぶしに病院の売店で『週間現代』を立ち読みしたところ、イチローの病気は「胃潰瘍」ではなく、「メニエール」ではないか、という記事が大きく掲載されており、完全読破してしまいました。
可能性はおおいにある。初戦と決勝戦をのぞくイチローのWBCはおかしかったもの。極度のプレッシャーからストレスが蓄積し、ノイローゼと不眠症で三半規管に異常をきたしていたのではないか・・・同業者にはこの病気を抱えている人が結構いて、わたし自身それらしき症状を経験したことが二度あります。一度めは平城宮の発掘現場で青空がくるくる回転し始めましてね。現場で体力を消耗しているのに、夜に書かなきゃならない原稿がたくさんあって、ふらふらだったんでしょう。二回目は、鳥取から奈良へ向かう中国縦貫道で車の前の景観が揺れ始め、どうにもこうにもならなくなり、赤松PAでストップ。家内と娘が軽自動車で迎えにきてくれたことがあります。こちらも過労ですよね。深夜型の不規則な生活、原稿書きすぎ、長距離ドライブの疲労が重なったのでしょう。
イチローはマリナーズでの評判が芳しくない。チームの勝利よりもヒットの本数を優先するから、「チームプレーのできない選手」と酷評されているようです。8年連続200本安打は凄い記録だけれども、毎年最下位争いをするような弱いチームの1番バッターだからできるんだ、と批判されると、国鉄スワローズ時代の金田(400勝投手)が思い出されて、ちょっと反論できないな・・・200本安打、もういいんじゃないですか。記録だけが人生じゃないよね。MLBの優勝争いをするチームで、WBC決勝のような痺れるイチローをみてみたい。
メニエールを転機にできないものでしょうか?
- 2009/04/15(水) 00:17:33|
- スポーツ|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0