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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

なめし皮のタンゴ(Ⅱ)-第10回六弦倶楽部練習会

06浅川03

 兎にも角にも、半年ぶりの六弦倶楽部練習会です。昨年10月の第9回練習会以来、人前でギターを弾いていない。このあいだ、チョトロク代表も忙しかったでしょうが、わたしも忙しかった。おまけに冬の下宿は寒くて、練習できない。出張先にギターをもっていく「渡り鳥」なんて阿呆なこともやらなくなりました。新曲はといえば、この6ヶ月、ロラン・ディアンスの「タンゴ・アン・スカイ」だけじっくり取り組んでいましたが、他はすべて「復習」に時間を割きました。六弦倶楽部に参加して2年あまり、それほど緊張せずに演奏できたのは、昨年6月、ここカフェサースで「ムーンタン」を演奏した第7回練習会のときだけです。
 それ以外の練習会は、なにより「アガル」ことに苦しみ、本来の力がだせなかった。にもかかわらず、毎回、新しい3曲に挑戦し続けたんですが、会が変わって別の曲にトライすると、前に練習した曲をすぐに忘れてしまう。これを深く反省しました。
 目標を変えたんです。人前で演奏できる曲を10曲仕上げよう。簡単な曲でも、きちんと弾くのは大変なことです。だから、弾きやすいと思っている曲でも、その完成度を高めて、人が聴いてくれるレベルになんとか仕上げたい・・・

03器材01 もう一つ決めたことがあります。練習会の準備にやっきになるのはやめよう。選曲をどうするのか、曲にあわせてギターとチューニングをどう替えるか、サムピックを使うのか使わないのか、弦をどのタイミングで張り替えるか、バンジョーとフラマンの調弦をしっかりしておこう、なんてことを放棄したのです。
 もとより、わたしたちには時間がない。邪魔くさいことはしない、考えない。こう決めました。その結果、今回使用するギターはホセ・アントニオのみ。チューニングもすべてスタンダード。サム・ピックなし。新曲は1曲のみで、他の2曲は復習。

 今回のわたしのソロ演奏曲は、以下の3曲です。

   1.ボルサリーノ Borsalino (インストルメンタル)
   2.メドレー: スィート・メモリー~少年時代 (インストルメンタル)
   3.なめし皮のタンゴ  Tango en skaï (インストルメンタル)

 以下、2曲めまで説明します。

1.ボルサリーノ Borsalino
 前回(第9回)ではグレコのフルアコにサムピックで演奏しましたが、コピーに苦しみ十分消化できていませんでした。あれから、おもにエレガットで練習し続けたんです。最初はサム・ピックを使ってたんですが、そのサム・ピックがみあたらなくなり、肉弾きか爪弾きで弾くようになりました。じつは最後の最後までモーリスS92でサムピックを使おうかどうか悩んでました。サムピックを使うと、4~6弦を親指付け根の「腹」でミュートでき、ラグタイムらしくなるんですが、爪弾きだとミュートしにくい。このとき頭に浮かんだのが埼玉で「ドリフティン」を弾き語りしたクラプトンです。クラプトンは反復ベースをミュートせず、親指をものすごく跳ね上げていた。ああいう奏法もあるのだから、ガットギターに爪弾きでもいいだろうと判断しました。サムピックについては、もう一つ問題があります。トミー・エマニュエルの奏法に倣うならば、サビの部分でサムピック弾きおろしが連続するのですが、そこはフラメンコっぽい処理に替えました。人差指・中指・薬指の爪の表面を少しずつずらしながら弾きおろすのです。ガットギターにはよくあった奏法だと自分では思っています。

06浅川04演奏中の会場



06浅川01


2.メドレー: スィート・メモリー~少年時代
 2007年9月の第3回練習会で演奏してぼろぼろ・・・ワイフをおおいに落胆させた曲です。大山ウッドデッキでは今回と同じホセ・アントニオを使ってますが、続く10月の学祭ではヘダウェイを使いました。学祭の出来も良くなかったですね。あのころは、本当に凄くアガッて、まともに指が動かなかった。
 アレンジは2年前と同じで、松田聖子「スィート・メモリー」が並木健司(Dキー)、井上陽水「少年時代」が吉田次郎(Aキー)をベースにしていますが、今回は前回以上に手をいれてます。じつは、ここだけの話なんですが、今年のもう一つの目標は「ジャズ」でして、なんとかコードワークとアドリブ・ソロを組み合わせた演奏ができるようになりたい。その出発点として、このジャズバラードに立ち戻った次第です。テンポはルバート、できるだけシンコペーションを効かせて、ドミナント・モーションのソロを工夫する!
 6月の練習会ではスタンダードのメドレーに挑戦する予定です。

 さて、3曲めの「タンゴ・アン・スカイ」は明日に回すことにして、月太郎さんについても一言。月太郎さんから今回は伴奏のオファーがありませんでした。わたしが研究科長になって忙しそうだ、と危惧されたようです。大阪在住の同級生が帰省され、お二人で3曲を披露されました。ただ、わたしが「ボルサリーノ」演奏前のMCで「フラマンとバンジョーはもってきていたんですが・・・(ギターは1台だけ)」と告白すると、驚いた顔をされ、3曲の演奏終了後、「今夜、1回練習しましょう!」ということで、練習会の修了間際に、急遽「ブラザー軒」のセッションとあいなりました(↓)。高田渡3部作の最後の1曲です。いや、メタメタでしたね。3コードの曲なんですが、進行がうまくつかめなかったのと、なによりチューニングができてなくて、なにをやってるのかよく分からなかった。キーがDというのもとまどいました。いつもはCかGで演奏してるので、3コードのポジションがあやふやでした。
 次回までにちゃんと練習しておきます!  (続)

07ブラザー軒


*いつものことですが、今回の連載には、六弦倶楽部のサイトから何枚かの写真を転載させていただいています。また、わたしの演奏写真はmakotoさんに撮影していただきました。チョトロク代表、makotoさんに御礼申し上げます。

  1. 2009/05/01(金) 00:15:20|
  2. 音楽|
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