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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

H21「知の財産」活用推進事業に新規採択!

 平成21年度のとっとり「知の財産」活用推進事業に一般枠で申請していた研究「セルフビルド&ゼロエミッションによる古民家の持続的修復」が採択されました。「知の財産」活用推進事業については、平成17年度、平成19年度に続く3度めの採択です。本研究は、もちろん、加藤家住宅の修復に係わるものであり、先行して始まっている環境大学のプロジェクト研究1&3「古民家のリサイクル-カマド復元と蕎麦打ち-」も本研究の一部をなします。さらに本プロジェクトでは、謎のOBが複数関与する予定となっています。おいおい全貌をあきらかにしていきますので、お楽しみに!
 以下、研究計画書から抜粋・転載しておきます。

調査研究課題名: セルフビルド&ゼロエミッションによる古民家の持続的修復
              (研究代表者・浅川)

地域課題の概要: 鳥取県では東部だけでも400以上の茅葺き民家が現存するものの、過疎・高齢化のなかで空き家が増加しており、その維持・修復に多くの問題点を抱えている。なにより大きな問題は住み手の確保や経費の問題であり、鳥取環境大学浅川研究室では2006~2007年度の鳥取県環境学術研究費助成によって鳥取市倭文に所在する国登録文化財「加藤家住宅」のローコスト修復に携わった。県内工務店の支援も受け、基礎・軸部・屋根の修復(第1期)を完了させたのだが、左官工事・建具修復などの内装工事の大部分が手つかずの状態であり、現状では常時公開が難しい。そこで、学生によるセルフビルドと廃材利用(ゼロエミッション)による建材費の徹底的な節約により、残された内装等の工事を仕上げ、ローコストによる古民家修復の完成形をモデルプランとして公開し、修復マニュアルを刊行する。

地域課題解決のための調査研究内容: 「ローコスト」を掲げて出発した加藤家住宅の修復工事だが、ここ1~2年の世界的恐慌により、「ローコスト」の支出すら困難な状況に追い込まれている。このままでは「ローコスト修復」は中途半端な失敗作だと言われかねない。そこで、2008年度は研究助成費皆無の条件のなかで、学生が卒業研究として「ツノヤ縁の修復」を実践した。2009年度は、
  )放置された小舞壁内側の土塗り
  )解体された石張りカマドの復原
  )取り外された建具の再設置
  )発掘調査に基づく裏門の復元
  )竹雨樋の設置
などの工事を学生のセルフビルド&ゼロエミッションによって実践し、加藤家住宅の第2期修復工事を完了させ、常時公開可能な状態に仕上げたい。なお、加藤家住宅はあくまで「住宅」として修復するものであり、他の用途へのコンバージョンは考えていない。

委託期間: 平成21年4月16日~平成22年3月12日
委託金額: 999千円

  1. 2009/05/05(火) 00:26:18|
  2. 建築|
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