
六月に入りじめじめと湿度が高くなってきましたね。どーも、毎度お馴染み、ガードです。第8回のプロ研(6月4日)も、はじめに13講義室で作業の説明をしてから、それぞれ分担の場に散っていきました。大学では先週に引き続き木枠加工の完成を目標にし、加藤家ではカマド本体の接着の検討と建具の実測調査を行いました。以下が各班の構成と活動概要です。
土台木枠加工班 学生7名+ナオキさん ①先週に引き続き木枠制作を行い完成を目指す
②木枠に古色塗りと防腐処理を施す
③木枠は本日が完成予定で完成しなかった場合は宿題として来週までに製作して
きてもらいます。
カマド本体修復班 学生3名+エアポートさん・ピヴォさん ①カマド本体の接着に使う接着剤の検討
1.野焼陶土と砂を10:1の割合で混ぜたものだけで接合する方法
2.モルタル(粘着性を強めたもの)だけで接合する方法
3.野焼陶土とモルタルを両方使い接合する方法
4.上の3つで上手く出来なければ、その他の接着剤を使用するか検討
②実際にカマド本体の一部を使い接合の実験
建具実測調査班 学生1名+部長さん ①建具を実際に出し、もともと設置されている箇所にはめてみる
行う箇所:奥の間・中の間・座敷・イロリ間・納屋・4畳間
②はまらなかった箇所を実測し記入する
本日は大学班の活動について、1年生のM君が感想を述べてくれます。(ガード)

先輩に頼って申し訳ないと・・・ 土台木枠加工班とカマド本体復元班と建具実測調査班の3班に分かれて作業を行いました。私たち土台木枠加工班は3週間行ってきた木枠制作の最終日でした。少し遅れ気味だったので作るテンポを今までよりあげて作業を行いました。一つ一つのパーツが完成しそれを組み合わせる段階で問題が発生しました。それは蟻継ぎの部分にうまく組み合わない部分が出てきたところです。慣れていないため誤差が生じていたのです。先輩に微調整を手伝ってもらいました。先輩に頼って申し訳ないと思います。先輩たちが手伝ってくれたおかげもあり無事完成することができてました。よかったです。(環境マネジメント学科1年 M.S)
- 2009/06/09(火) 00:33:43|
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