
オープンキャンパスも終わりました。そして、加藤家住宅修復プロジェクトの第2回公開ワークショップまであと2週間です。詳細な日程がようやく固まり、ほぼ同時にチラシが完成してオープンキャンパスでの配布に間に合いました。
第2回公開ワークショップのテーマは「建具の修復と納まり」です。池田住研の大工さん、1期生のオカム(数寄屋大工)とヤンマー(建具師)、表具師のKさんなどの職人さんに加え、文化庁の西山調査官、文建協の安田主任技師も参加されます。そういえば、4期生のチャック(文計協)も1年ぶりに来鳥する模様です。
今回、専門家・職人さんは「建具修復班」と「表装修復班」に分かれていただきます。「建具修復班」は大工・建具師による修復活動(打物の制作と貼り付け)を実務として進め、一般来場者はそれを外側から見学します。「表装修復班」は表具師さんのご指導をうけながら一般来場者が襖の表装と障子の張り替えを実践します。前回の土壁塗りとはまた違ったものづくりの醍醐味を味わっていただけると確信しております。ご参加のおりには、作業服・手ぬぐい・軍手などをご持参くださいますようお願い申し上げます。
スケジュール等は以下のとおりです。
加藤家住宅修復プロジェクト 「セルフビルド&ゼロエミッションによる古民家の持続的修復」
第2回公開ワークショップ 日時: 10月18日(日)10:00~16:00
会場: 登録有形文化財「加藤家住宅」
〒680-1151 鳥取市倭文491
http://katohkejutaku.web.fc2.com/ 次第: 10:00 開会挨拶
10:10 大工・建具師・表具師による講習・実演
11:30 ランチタイム 12:30 A班: 加藤家住宅および建具修復の見学
B班: 襖・障子の張り替え
14:00 A班:襖・障子の張り替え
B班:加藤家住宅および建具修復の見学
16:00 閉会挨拶 解散
主催: 鳥取古民家修復プロジェクト委員会
事務局: 鳥取環境大学 建築・環境デザイン学科 浅川研究室
(担当:宇田川、門脇)
11:30~ ランチタイム 今年度前期に環境大学生が復原した土間の
石カマドで「
芋煮鍋」を煮込みますが、十分な量ではないかもしれません。参加者は各自、おにぎり・お弁当などをご準備お願い申し上げます(近隣にコンビニもあります)。
*本公開ワークショップは、H21とっとり「
知の財産」活用推進事業(鳥取県)、「
NPOによる文化財建造物活用モデル事業」(文化庁)に採択されたプロジェクトの一環をなすものです。
第1回公開ワークショップの状況については、
こちら をご参照ください。
第2回ワークショップの詳細については、下の画像をクリックしてください。
多数のご参加を心よりお待ちしております。
(要注意) 駐車場について: お車でお越しの場合は「鳥取市立大和地区公民館および体育館の駐車場」をご利用ください。そこから加藤家まで徒歩5分です。
*「倭文西交流館 しずおりの郷」には絶対駐車しないようお願い申し上げます。
- 2009/10/08(木) 00:41:58|
- 講演・研究会|
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