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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

オープンキャンパス・デスマッチ(Ⅴ)

03展示ボックス01


教師の懺悔

 第7戦の戦犯はわたしです、とほほ・・・

 まったく体が動かなかった。中国から帰国後まもなく発熱して体調を崩し、スロージョギングすらできない状態に陥ってしまったのだが、以来、心身とも不調のまま2ヶ月ぶりのデスマッチを迎え、自分の出来の悪さに苛立ちを覚えた。
 武内が「ドゥンガの如き教授の怒声」と表現しているが、自分の体が動いていないから、まわりに対して厳しい指示をだしてしまうのである。前半まず一度攻め上がってみた。ところが、攻撃が終わってもゴール前に戻れない自分がいて、それに愕然とした。ゴール前に戻れないから、チームのメンバーに「帰れ!」と指示を出さぜるをえない。「帰れ!」と口にだす暇があるなら、自らダッシュでゴール前に戻らなければならないのだが、この日は駄目だった。気持ちが前に行っているのに、体の重心は後ろに残っている。前半中頃、ただインサイドでプッシュすればゴールになるイージーシュートをふかしてしまった。重心が後に残っている証拠である。この1点を決めていれば、前半からリードを奪えただろう。

 第7戦は前半約1時間、後半17分という変則的な時間配分になってしまった。前半は数的不利を抱え劣勢に苦しんだが、後半になってスキルフルな小学生3名が消え、5人対5人になったとき、「勝てる」と直感した。こういうと申し訳ないが、Sソックスの有段者はタクオだけ。こちらにはわたしと黒帯のコンビに加え、飛び入り参加のフットサル部が2名(ミッキー&ヤノッチ)もいる。負けるはずはない、と自信をもって臨んだ後半の10分、武内があっさり決勝点を決めて4-3とリードした。残り7分。
 Aソックスは5人全員が自軍ゾーンで守り始め、SソックスはGKのエアポートを残す4人が攻め込んできた。こういう場合、Sソックスは攻めているのか、攻めさせられているのか微妙だ。危ないシーンがないわけではなかったが、ゴール前には常に2~3人の選手がいて、このまま逃げ切れるはずだった。

01デスマッチ02横長


01デスマッチ01横長

 そこに、クリアボールが飛んだ。緩いロビングが弧を描き、Sソックスの陣に落ちていく。咄嗟の判断で、わたしは勝負をかけた。敵陣にはエアポートしかいないのだから、速攻でルーズボールを奪い、2点差にしてゲームを終わらせてやろうと思ったのだ。自分のポジションを放棄して、ダッシュで敵陣にかけあがったのだが、そのルーズボールは-どこでどうなったのかよく覚えていないのだけれども-Sソックスにこぼれてしまった。自軍陣内には4人の選手がいて、十分守りきれるはずなのだが、わたしがいなくなったゴール前中央をカバーする選手はいなかった。そこで同点シュートを許してしまった。
 ただちに攻撃に転じた。思い返せば、攻撃に転じる必要はなかったのだ。引き分けでもわるくはないのだから。しかし、Aソックスは攻めようとした。ところが、全員の足がとまっている。攻守の切り替えが遅く、守備に転じてからのマークやカバーができなくなった。その結果、敵に決勝点を許してしまったのである。
 こうしてみればあきらかなように、前半のシュートミス、後半の判断ミスの両方が4-5の敗戦に直結している。だから、わたしが戦犯なのです、とほほ・・・

 7-3で快勝した8月2日のデスマッチ第2戦の出来を自己採点するならば、5点満点の★4.0。対して、第3戦の自己採点は★1.5 である。「孤独なサッカー」を再開した5月ころのコンディションに戻ってしまったことが残念でしかたない。じつは、10月17日(土)、大学時代のサッカーチームの同窓会に弾丸ツアーで参加し、1試合プレーすることになっている。その試合に大きな不安を残す結果となってしまった。

 さて、この日はわたしだけでなく、ほぼ全員の動きが鈍かった。ゲーム全体がだれていた。みている側も、第2戦ほどの迫力を感じなかっただろう。それでも小学生たちは喜んだらしい。企画広報課のおねえさんからのメールによると、

    フットサルに参加していた子ども達が、
    とても満足げにお茶を飲んでいたのが印象的で、
    声をかけてみると、「先生達がとても上手ですごく
    楽しかった」と話してくれました。

とのこと。たしかに、少年たちのプレーが際だっていた。


 03展示ボックス02 03展示ボックス
↑写真をクリックしていただければ分かりますが、教師はセレソンのユニフォーム(アウェイ)を着たまま展示ブースで解説してるんです。

  1. 2009/10/07(水) 13:00:17|
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