
還暦を迎えた萩原監督が顔をあわせるなり、目を白黒させて、いきなり
「マラドーナみたいだな!」
と言うのですよ。たぶん20年ぶりぐらいの再会だもんで、体型の激変ぶりに驚かれるのも無理はございません。それにしても、マラドーナか・・・これが20~30年前なら最高の誉め言葉ですが、今はサッカー界における最悪の形容ですわね。要するにデブで腹がでてるってことです。まぁ、そう言われても仕方がありません。上の写真をみれば、そのとおりだと頷かざるをえない。
なんだ、おまえ
スロージョギングで痩せたんじゃないのかい、とおっしゃる向きに対してひと言弁明しておきます。上のユニフォームは、昨年、高校・大学時代の同級生、タケヤス君が送ってくれたものなんですが、たぶんサイズはLなんです。わたしにLが納まるはずはありません。2L以上ないといけない。
先日、デポで
トレッキングシューズを購入する際、アシックスのピスケも買ったんですが、そのサイズは2Lでして、それが下の写真の黒いウィンドブレーカー。これを着ていると、腹の出をいくぶん隠せるのですが、Lのユニフォームを着たらおしまいざんす。まっ、西田敏行と同レベルですね。
しかし、ジョギングすると体重は必ず減るのですよ。ただし、鳥取でそれが持続できない。結果、前腹の出だけはどないもこないもなりません。以前述べたように、腹筋を30回すると、2~3日腹筋ができなくなってしまうのです。
うぅぅ~ん、どうしたらよいのでしょうかね・・・

17日の11時すぎ、加藤家住宅で
ワークショップの準備を進めるゼミ生たちを捨て置き、わたしはタクオの運転する車にのって播磨光都(はりまこうと)第2サッカー場をめざし、国道53号線を南下して行きました。佐用までは奈良への帰宅路なのでなにも問題はありません。佐用から南がさっぱり分からない。もちろんネットで入手した地図を3枚ばかりもっていたんですが、やっぱり道に迷ってしまい、到着が一時間ばかり遅れてしまった。
約20年ぶりに参加するF.C.ゼクストン(京都大学文学部サッカー同好会)の同窓会。すでに因縁の東西対抗戦が始まっていました。かつて奈良の研究所で平城対藤原という内部の対抗戦が血をみるほどの激しい試合であったのと同様に、F.C.ゼクストンもクラブ内部の東西対抗戦がもっとも熱くなる試合でありました。わたしはその元凶でした・・・
が、みんな歳をとってしまった。昔は上手くて速かったのに、とてもスローなペースで試合が進んでいました。ハーフタイムになって、同窓たちがわたしに気づいた。
「すごい貫禄だな・・・」


そのとおりでございます。で、試合が再開し、わたしは西軍の右サイドバックで出場しました。大学時代のレギュラー・ポジションです(中国留学時代は左サイドバックでした)。正直なところ、少々困惑・・・だって、ふだんの駐車場ミニサッカーでは21~26歳の若者たちとプレーしてるんですからね。4対4や5対5のミニゲームとはいえ、スピードはあります。かたやゼクストンの東西対抗戦はスローな展開。で、どっちなのか分からなかったんです。スローでやらざるをえないほど体力が落ちているのか、それともみんな力を抜いてスローにしているのか。たぶん後者だろうと思って、あんまり動かなかったら、あとでタクオに「先生はほとんど動いていなかった」と酷評されてしまった。あいつは馬鹿だな、空気が読めない・・・
嬉しかったのは、サッカーボールを蹴れたこと。大学では散々フットサルボールの重さに苦しめられてきたから、サッカーボールの感触が懐かしくてね。足にフィットします。人工芝のグラウンドで浮き球が蹴りやすいから、ぼんぼんクロスをあげたら、みんなに笑われた。ごく自然にスルーパスを狙っているつもりなんだけど、だれも走ってくれない。環境大の駐車場サッカーなら学生は猛ダッシュで走ってくれるから、いつもの感覚でパスをだしてしまうのだけれども、みんな味方殺しのキラーパスになっちゃうんだ。
でも、おもいっきりボールを蹴るのはやっぱり愉快だな!

わたしは25分ハーフを2セット出場しました。すでに述べたように、前半は右サイドバックだったんけれども、途中からセンターバックが消えてしまって、ストッパー役をやらざるをえなくなってしまった。後半は「前に出ろ」との指令をうけまして、上がり目の右サイドハーフやって、ばんばんアーリークロスをあげてしまった。結果、東西対抗は1-2で負けてしまったけれども、我が西軍の1点はたしか・・・わたしのクロスを左ウィングのマエダ君が受けてセンタリングし、カミオ弟君がシュートを決めたんじゃなかったかな・・・記憶違いかもしれませんが・・・
大学の駐車場サッカーやオープンキャンパス・デスマッチでは1時間半以上走りっぱなしだから、あと2セットぐらいは走れたと思います。でも、時間切れで、他のメンバーは温泉に。わたしとタクオはワークショップ前夜の懇親会のため鳥取に。
今年はF.C.ゼクストン創立40周年にして、萩原監督の還暦祝いがあり、夜の宴会はずいぶん盛り上がったようですね。そういう重要な会に出席できなかったことをお詫びするとともに、20年以上欠席を続けていたわたしに声をかけてくれたアガタ・キャプテンほか同期生のみなさんに感謝します。
ほんとうにありがとう!
来年は宿敵ルージュF.C.との因縁デスマッチがあるそうなので、極力参加するよう日程調整するつもりです。
それまでに、なんとか腹をひっこめないといけない。・・・無理でしょうね・・・・

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*この記事に掲載した写真はすべてタケヤス君が撮影したものです。大量のデジカメデータをお送りいただいたタケヤス君に多謝!!!
- 2009/10/24(土) 00:40:21|
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コメント:4
拝復、キャプテン殿
昨日も今日もランニングしましたよ。
体重計にのると、確実に減量には成功しているのですが、
うぅぅうん、先は長そうです・・・
遠方どころか、鳥取は近いのに、
ちょうどうちのゼミの一番忙しい週末と重なって
ご迷惑をおかけしました。
来年はでますよ。
ルージュとやって、松村を金縛りだ!
では!!
- 2009/10/25(日) 01:19:38 |
- URL |
- asax #90N4AH2A
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ブログどうもありがとうございます。
ゼックストンのHPにも、既にKさんが転載してくれています。
それにしても、浅川さんの「足の長い、今では誰も出せないスルーパス」が大いに話題になりました。(もしかして、学生時代よりもパスの精度が上がっているのではないか…!)
あのパスは、今となっては誰も受け取れない状況となってしまいました(笑)
また来年の再会を楽しみにしています。
「ルージュ粉砕(あるいは壊滅)」が主なテーマとなります。
では、また。
- 2009/10/27(火) 00:33:31 |
- URL |
- ルパン #90N4AH2A
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