
嵐が過ぎ去りましたね・・・・
一夜あけて、今日(11日)は父の命日、一周忌です。
恩義ある方々のお薦めで、推定「卑弥呼の館」の復元に取り組みました。11月2日に現場を訪れ、9日までに復元図を完成、さらに各種資料を作成し終えました。
すさまじい時間と体力の消耗戦でしたが、院生2名ときっかわさんのサポートを得て、なんとか仕事をまっとうしました。その3人の骨折りを慰労するため、イタ飯屋で打ち上げをしていたところ、あまり良くない報せが続々届いてきました。まずはイチハシ逮捕、そしてモリシゲ大往生。午後6時のニュースまでは順調だったのですが、その後、これらの大事件に圧迫され、まずは報道ステーションでの原寸バーチャル復元が今夜に延期。某大手紙も全国で1面掲載予定だったのですが、結局1面は東京のみ、大阪は社会面、そして鳥取はなんと掲載ナシという信じがたい結末が待っていました。
普段の行いが良くないのでしょうね・・・
正直なところ、今回の仕事を受けたことを若干反省しています。恩義ある方々のお誘いには涙が出るほど感謝しており、その御恩に報いるべく奮闘努力しましたが、この1週間、消耗品と化した自分に嫌気がさしていたのも事実です。そして、なにより関係諸機関に多大なご迷惑をおかけいたしました。とりわけ、桜井市教育委員会と鳥取県埋蔵文化財センターの皆様には、この場を借りて深くお詫び申し上げます。
* 復元CGのダウンロード・サービスは終了しました。ダウンロードした復元CG、あるいは昨日と今日のLABLOGに掲載され続けている復元CG・設計図等を報道に利用したり、著作物に引用転載する場合、浅川研究室の許可が必要です。許可を得た場合、以下のクレジットを必ずつけてください。
復元CG提供: 鳥取環境大学建築・環境デザイン学科浅川滋男研究室上の記載がない場合、不正使用とみなしますので、ご注意ください。


↑朝日新聞(東京)1面 ↑朝日新聞(大阪)社会面

↑山陰中央新報 ↑毎日新聞(鳥取)
**鳥取環境大学ホームページのTUESニュース・ バックナンバー
(2009/11/11)にも「浅川研究室が、推定「卑弥呼の館」の復元に取り組みました」の記事が掲載されています。
***奈良新聞でも
11月14日に研究室の復元CGと方法に関する記事が掲載されました。他県の新聞としては珍しく、青谷上寺地遺跡出土部材の研究成果に触れているところが嬉しいですね。
- 2009/11/12(木) 00:00:08|
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