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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

さおびきどっこ

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 11月10日(火)のゼミは推定「卑弥呼の館」の取材がありましたが、その後で、加藤家住宅裏木戸の実施設計図のチェックをうけました。教授からは、思いの外、お誉めの言葉をいただきました。その後、13日(金)に別件で来学された池田社長にも実施設計図をみていただきました。社長のアドバイスにより、冠木(かぶき)と柱の接合方法を変更することになりました。当初の継手仕口は抱仕込(かかえじこみ)を予定していましたが、竿引独鈷(さおひきどっこ)に変えたのです。こうすることで、冠木の取り外しがしやすくなります。現場での建設前にとりぎんホールでの組み立て展示が控えており、こちらの仕口のほうが都合がよいですね。17日(火)には加藤家住宅に教授、ピヴォさん、ナオキさん、黒猫君、ガードが集まり、この変更を全員で承認するとともに、今後のスケジュールを固めました。

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         抱仕込                  竿引独鈷

 今後はまず倉吉の「淀屋」で11月21日(土)に開催される「住まい・職人の技 in くらよし」にピヴォさん、ナオキさん、ガードの3名が参加し、継手・仕口の加工技術を学びます。ここで、なんとか職人さんの技を盗みたいですね。それから22日~24日に学んだ継手・仕口で1つの作品を作り、25日前後に作品を池田社長にチェックしていただこうと思っています。この作品チェックで裏木戸の施工をどこまで学生だけでおこなえるのか見極めをしていただきます。その後、詳しい施工のスケジュールを決定。そして、木材加工に取り掛かります。12月上旬頃に木材加工を完了させ仮組みを行いたいと考えています。

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加藤家住宅の版画 完成!

 今日はもう一つ報告があります! ピヴォさんのおじいさんが取り組んでいた加藤家住宅の版画が完成したのです。私も初めて作品を見せていただいたのですが、素晴らしいのひと言。一緒にみた教授、ナオキさんも「すごいな」と感嘆しきり。さすがはピヴォさんのおじいさんです。私もこの版画に負けないくらいの素晴らしい卒業制作にしたいと思います。

 最後になりましたが、池田社長にあらためて御礼申し上げます。お忙しいなか、私たちのためにいつも時間を割いていただき、ほんとうにありがとうございます。 (ガード)


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  1. 2009/11/19(木) 00:02:39|
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