摩尼寺再調査 11月19日(木)。再び、摩尼山に登ってきました。
今回の1・2年生のトレッキングの目的は、1月21日(木)にあるプロジェクト研究の発表のための現地調査を行ないました。前回までは、全員でトレッキングをしていましたが、それぞれのテーマにしたがい本格的現地調査を行いました。

摩尼山がプロジェクト研究の発表のテーマであるFさんと私は、頂上に行くまで山道にある石仏を撮影しながら、観察しました。摩尼山は、峰が8つに分かれ、蓮華の8枚の花びらに似ているといわれています。慈覚大師円仁が、蓮華の花びらに似ている摩尼山の山容に感じ入ったことをきっかけで摩尼寺を再興したという伝承もあるだけに、いくつかの石仏に蓮華の形が彫られていました。
頂上に着くと、自然信仰を発表のテーマとしているミッキー君が立岩について調べていました。頂上にある石仏の写真を撮り、「奥ノ院」に向かいました。FくんとYさんは、「奥ノ院」に行く途中にある岩窟の調査とスケッチをしました。「奥ノ院」に着くと、先に行っていた3年生とHさんがおられました。Hさんは、「奥ノ院」に着く前の岩窟の足場となっている大きな岩陰のスケッチをされていました。平坦地では3年生が機材を使い測量をされていました。

Fさんと私は、Hさんがスケッチされている大きな岩陰の下の所にある石仏や木像仏を調査、スケッチしました。上手にスケッチをすることはとても難しいと思いました。Hさんが描いたスケッチは、とても上手でした。残念ながら、時間内に完成できなっかたそうです。でも、Yさんが描いた所は完成されていました。上のスケッチはYさんが描いたものです。

暗くなってきたので、前回登った時よりも30分はやい17時頃に下山し始めましたが、冬の夜は、とても日が短く、前回よりもとても暗くて懐中電灯が必須な状況でした。今回は、日が短いということがあり、すぐ下山をしなければならなくなりました。まだ、調査しきれていないことがたくさんあるので、また、摩尼山に登り、文献だけでは分からないことを調査していきたいと思いました。(環境マネジメント学科 A.N)
- 2009/11/24(火) 00:00:47|
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