本日は最終日。メインは実地研修の講評会。昨日の午後におこなわれた実地研修の課題を発表し講評するもので、参加者の方々が5つの班に別れ、順に発表されました。課題は倉吉市の伝統的建造物郡保存地区に関して、重伝建に指定されている区域・その周辺区域の保存計画を策定するもので
1.保存地区の保存に関する基本計画(保存地区の範囲の設定・保存の基本方針・防災対策など
2.保存物件の特定(伝統的建造物・環境物件の特定基準、棟数、件数など)
3.保存地区内における保存整備計画
4.助成措置
5.保存地区の保存に必要な管理施設、設備及び環境の整備計画
といった内容に沿って考察するもので、昨晩遅くまで課題に取り組んでいたようです。
このような研修会は知恵を分かちあうには何よりも良い機会なのではないかでしょうか。伝統的建造物を保存するという難題な課題にとってはこのような意見を交換しあうというのは、必要不可欠なことなのかもしれません。
このような場で聴講できたことは浅川先生のおかげで、とてもよい経験をしたと思っています。
(ミヤモト)
- 2005/11/11(金) 16:00:25|
- 講演・研究会|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0