今年の正月は神社でおみくじを引かなかった。われらが
式内社「添御縣坐(そうのみあがたにいます)神社」におみくじはないのです。
正月3日、長女が東京に帰ることになって、みんな名残惜しくしていたところ、彼女は東寺に寄ってから新幹線に乗ると言い出した。時刻は午後3時半過ぎだっただろうか。東京の友人にお守りを買って帰ると約束したからだという。
間に合わない、とわたしは告げた。おそらく4時半には閉門するだろうから、東寺に行くだけ時間の無駄だと諭したのです。と同時に思いついた。一休寺なら間に合う。それから車を飛ばして二十分足らず。閉門ぎりぎりで新田辺の一休寺境内に滑り込んだ。長女はお守りを買った。わたしはおみくじを引いた。お寺のおみくじってのはちょっと変ですね。
掌からあらわれたのは「金銭亀」。亀と言えば「長寿」のシンボルだから母親にあげようかとも思ったのだが、説明書きを読むと「金を貯め金を産む金銭亀 いつも貴方のお財布に」と書いてある。ぐふふ、こんな有り難いものを他人にわたせるか。ということで、さっそく財布の小銭入れにポイと投げ込んだ次第。
その3日後、コンビニでガリガリ君のストロベリー&チョコバージョンを買って食べたら、スティックの先に「超大々吉」の焼き印を発見。これは「当たり」にちがいない。やった、もう1本超大、じゃなかった、頂戴できるんでしょうね、と店員に訊ねたところ、ただのおみくじだそうです。
というわけで、縁起の良いおみくじを二つも超大、じゃなかった、頂戴したという、それだけのお話でございます。
- 2010/01/29(金) 00:00:18|
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