某審議会を終えて、Sマートに寄り、1500円ばかり買い物をしました。うどんの玉が28円。豆腐もモヤシも白菜も安かった。それらをビニール袋にいれて学内を持ち歩いていたら、「鍋ですか?」と某女性職員が問う。
(えっ、なんでわかるのん?)
研究室に戻り、パソコンの画面に向かった。今度は電話のベルが鳴る。別の女性職員が言う。
「あっ、先生、まだ卒業アルバムの写真とられてないですよね?
研究室メンバーの写真、未提出は先生のところだけに
なっちゃいまして・・・」
「えっ、そうなの??」
「今夜、撮影できないんですか? 鍋やられるんなら、みんな
揃うんじゃないですか?」
(はぁっ・・・なんでわかるのん???)
「それと、寄せ書きもまだなんですよ、先生のところだけ」

「
さんまとハバネロ」取り寄せたんです。1缶150円の1箱=24缶3600円です(送料なし)。やはり学生諸君には評判が良く、しばし鍋を囲みました。大学の近所にレストランなどありません。冬は寒くて外に出る気にならないので、自ずと鍋が恋しくなる。ジャンケンで負けた買い出し係がジャスコに走る。ただし、規則あり。
1)わたしは千円札を2枚だす。
2)この金額を超えて具材を買ってはいけない。
(おつりはだいたい5円ですね)
3)肉を買ってはいけない。
(ベジタリアンじゃなくて、肉を買うと高くつくから買ってはいけない)
当然のことながら、モヤシと豆腐とうどんが多くなります。あとはダンゴとか餃子とか・・・そうそう、ウィンナーが結構あうことを黒猫に教えられました。黒猫はながく「吉鳥」でバイトしてきたこともあり、すっかりASALABの鍋奉行に君臨しております。でも、見事な手つきだ。味付けも上手いし、具のわけ方が綺麗です。その点、エアポートはガサツなので、鍋には触らせません(よく食うけど)。味付けのベースは「牡蠣しょうゆ」でして、これに「さんまとハバネロ」の煮汁を加えると、コクのあるピリ辛鍋に早変わり・・・
それにしても、なんで職員のお姉さんたちは知ってるんだろう?
「秘密の鍋」を知っているのはなぜなんだ。まさか、このブログを読んでるんじゃないでしょうね??

というわけで、「さんまとハバネロ」鍋を囲む一同の写真が今年の卒業アルバムに掲載されることになりました。カメラマンは卒アル担当の学生ではなくて、われらがマドンナ、E先生。「辛い、からい」と悲鳴をあげながら、やはり「このサンマ、美味しい」とのご感想でありました。
この日はもうひとつ「小さな幸せ」がありましてね。
校正マシーンと化しているわたしにも、難敵あり。何人か校正を返してくれない人がおります。そのなかに、某大先輩が一名含まれておりまして・・・なにぶん小心者ですから、催促するにできない状態だったのですが、
「そちらから郵便が到着した時には国外へ出ており、帰国後は忙しくしており、
数日前に見たばかりです。校正は2~3日後に返送いたします。間に合う
ようでしたなら、ご採用ください。」
とのご返事をFAXで頂戴しました。いやぁ、安堵の極みです。ありがとうございます!
4年も出せないで苦しんでいる本ですからね。早く原稿を提出した方は切れてしまってもおかしくありません。
最後の難敵は、第2回公開ワークショップに参加された某高級官僚さんなんですけどね、来週には、なんとか全員の初校が揃うと信じております。
- 2010/02/06(土) 00:00:06|
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