背中で語りたかった男 2月27日(土)。倉吉での発表の翌日、とりぎんホールでの最後のパフォーマンス「裏木戸の解体」をお見せする日になった。この日、私は会場にいつもより遅い夕方に到着しました。解体は夕陽をバックに格好良くおこないたかったのですが、お天気はあいにくの曇り空。前日に比べれば、雨が降ってないぶんましかなとは思ったものの、夕陽はなし。ここは背中で語る男、ガードの力でなんとか場を盛り上げたい思いましたが、私の背中ではまだ十分語ることができず、お客さんはほとんど見ていませんでした。私は残念無念でなりません。そこで私は金槌を使って音を鳴らし、「解体していますよ!」とアピールしました。ここでようやく「ちらっ」とお客さんが裏木戸のほうに目を向けてくれました。これに私は満足し、Y君にお手伝いをしてもらい解体を続けました。無事解体も完了すると、それと同じして展示会終了となりました。そして皆が片づけを始める姿を見て少し寂しいような、ホッとしたような気持ちになりました。
この後、私の模型の所に言ってみると驚くべき光景が・・・追加した冊子がすべてなくなっていたのです。大勢人がいたのを意識して、小さくガッツポーズ! またしても、展示用の冊子までなくなっていたので、さらに更に嬉しさ増大です。今後は、残りの部材を加工し最終段階に踏み出します。卒業まであと少しですが、気を引き締めて取り掛かりたいと思います。
最後になりましたが、展示会では「とりぎんホール」の職員の皆様、手伝ってくれた友人のおかげで組立~解体に成功することができました。皆様に深い感謝の気持ちをあらわして、展示のフィナーレとさせていただきます。本当にありがとうございました。(ガード)
- 2010/03/03(水) 00:03:01|
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そうだな、2月27日の夜は、シンポジウムが終わり、卒展も終わり、バンクーバー五輪も終わって、心の中に空洞ができてしまったような心境に陥ってしまいました・・・しかし、時間はとまってくれません。
- 2010/03/05(金) 19:14:31 |
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