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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

満員御礼! -大山・隠岐・三徳山シンポジウム

100226シンポ04楊先生


 「大山・隠岐・三徳山 -山岳信仰と文化的景観-」シンポジウム、無事、終了しました。
 2月27日午前8時20分、楊先生をお連れして倉吉未来中心に到着すると、入口の前に黒服を着た学生諸君が待機しています。かれらは前夜、牧田家住宅(倉吉市指定文化財)に宿泊しました。明け方が寒かったそうです。ホテルの宿泊代も工面してあげられない教師が悪いのです・・・ほどなく未来中心は開門。県・市の職員のみなさんと学生諸君はいっせいに会場設営にとりかかりました。設営も順調に進み、準備万端整ったのですが、開演20分前になっても客席はがらがら。どうなることかと心配しましたが、9時55分から一気に客足がのびて、ほぼ満席になりました。来場者は、記帳者が150名。製本資料を200冊用意していましたが、残部を数えるとわずか14冊ですので、発表者・事務局等を含めると、180名程度が参加したことになるでしょう。

100226シンポ01学生01縦 10時よりシンポ開演。次第のとおり、講演が進んでいきました。眞田さん、野本さん、今城さん&大給くん、楊先生、平澤さん・・・とずっと順調に進んでまいりました。この間、わたしはずっと時計を気にしていたのですが、みなさん見事な時間配分でスピーチされていきます。わたしは左手から時計を外して、40分のスピーチをシミュレートしてました。そこで、悩んでいたのです。時計を外して話そうか、左手につけたまま話そうか。さんざん悩んだあげく、いったん外した時計を左手にまきつけ壇上にのぼりました。これが命とりに・・・

 わたしの演題は「複合遺産としての大山・隠岐・三徳山-世界自然遺産ハロン湾との対比を含めて-」です。予定では、ハロン湾を中心とする話題を15分+α、残りの25分前後を大山・隠岐・三徳山の話題にあてる予定だったのですが・・・大すべりでした。水上居住の話をしていると楽しくて仕方ない。会場に目をやると、聴衆も目を見開いて話を聞いてくれている。それに、なにより、ハロン湾の研究成果を公の場で発表するのは初めてのことであり、ホカノ君の追善供養も兼ねて頑張りました。で、時計をみたら25分が過ぎている。ここで落ち着かないといけなかった。開きなおるべきでした。20分ぐらい超過してもかまわないから、主題を丁寧に説明すべきでした。しかし、実際にはとんだ駆け足のスピーチになり、10分超過したわりにはへなへなの状態で席に戻ると、まわりのみんなから「なにやってんですかぁ!?」の連呼。というわけで、いちばん大事なシンポの〆を主催者自らぐじゃぐじゃにしてしまったのであります。嗚呼、生まれてくるんじゃなかった・・・

 というような失態もありましたが、わたし以外のスピーカーの皆様、司会の中原室長のフォローのおかげで、討議はうまく進み、全体としては成功に納めることができました。スピーカー、司会の皆様、裏方でサポートいただいた県・市の皆様、そして学生諸君のおかげです。何度でも御礼申し上げます。ありがとうございました。

 舌足らずに終わった「大山・隠岐・三徳山」に関わるわたしの世界遺産構想については、あした要約文を掲載する予定です。

100226シンポ03客席



100228山陰中央新報
↑山陰中央新報(2月28日)の報道です

  1. 2010/03/04(木) 00:00:54|
  2. 講演・研究会|
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