そういえば、眼科で検査結果を知らされてる真っ最中に携帯が鳴りまして、久しぶりの朝日新聞大阪からでした。なんでも纒向のシンポジウムをやったんだそうでして、またCGを使いたいのでよろしく、という依頼でありました。
アエラに掲載された
全景パースを使うそうです。纒向といえば、ゼミ生4名が3月7日に建築学会
中国支部大会(広島)で発表してたんですが、わたしは奈良におりまして、どんな具合だったか、よく知りません。聞いたところによりますと、大半の発表よりもASALABの卒業研究のほうがレベルが高かったとのこと。同じことは黒帯も言ってましたね。「
学生と考えるとっとりのまちづくり」意見交換会で発表して、京大修士課程院生の発表よりASALABの卒業研究のほうがレベルが高いって感想でした。文化庁での発表にしても同じだと確信して黒猫の発表を聞いていましたが、委員会の内部では評価が真っ二つだったみたいですね。時代の変革期には、こういうことがままあるでしょう。迷わず、前に進んでいくしかありません。
さて、建築学会中国支部大会に戻りますと、以前お知らせしたように、以下の4本の論文を発表しました。○印が発表者です。
○吉川、清水、岡垣、今城、浅川
纒向遺跡大型建物群の復元研究(1)
-青谷上寺地から纒向へ:復元の方法-
○岡垣、今城、吉川、清水、浅川
纒向遺跡大型建物群の復元研究(2)
-建物Dの復元-
○清水、岡垣、今城、吉川、浅川
纒向遺跡大型建物群の復元研究(3)
-建物A・B・Cの復元-
○今城、岡垣、吉川、清水、浅川
纒向遺跡大型建物群の復元研究(4)
-建物配置と景観の復元-
これらの論文はCDRに納められて関係者に配布されています。そのCDRのタイトルは以下のとおり。
『2009年度日本建築学会中国支部研究報告集』33巻、2010年3月
なかなか入手し難い論文集ですので、もし必要だと思われる方はご連絡ください。といいつつ、じつはこの4本をまとめて、わたしが全文校閲・修正・加筆し、『出雲大社の建築考古学』(同成社、近刊)に再録することにしました。だから、この本を買ってくださればよいのです。よろしくお願いします。5月刊行予定です!!

↑他学科の教員から「また出てましたね」と教えられました。わたしは全然知らなかった・・・
- 2010/03/27(土) 00:00:46|
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