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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

さおびきどっこ(Ⅹ)

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屋根骨組

 3月12日(金)~15日(月)、屋根の骨組を作りました。
 3月12日(金)は、まず腕木と桁を裏木戸本体に取り付ける作業から始めました。この作業は仮組で何回か経験しているので、すんなり完了しました。次に垂木と登り淀の加工に入っていきます。この二つの部材の加工はそれほど難しいものではないのですが、数が多く時間をたっぷり取られ、作業が終われば15時です。次の工程に取り掛かろうとしたところ、アクシデント発生。用意していたビスの長さが足りず、この日の作業がストップ。買いに行こうにもすでに時間は15時半をまわっており、残された作業時間はわずかしかありません。ここでナオキさんと話し合い、翌日めに集まり作業を進めるという事になりました。
 3月13日(土)。早朝集合、作業開始。前日に購入しておいた9mmのビスを取り出し、垂木を打っていきます。いきなりビスで取り付けるのではなく、あらかじめドリルでビスを打つ箇所に穴をあけ、その後にビスを打っていきます。これは木材がビスを打った時の割れを防ぐためにおこないます。少し苦戦しながらも取り付けに成功。垂木がすべて取り付け終わったところで、棟木・冠木・桁の長さを合わせ切断します。そして垂木の長さも合わえ切断します。部材は取り付けてあるので、少し自信がなかったのですが、今までの積み重ねで思いのほか上手く切断する事ができました。その後、昼休みを挟んで、小舞・広小舞・破風板を取り付けていきました。ここでまたもやアクシデント発生。素屋根の設計を間違えていたのか、裏木戸の屋根の高さと素屋根の高さが数10cmしか離れておらず、作業スピードを下げさせました。それでも狭い空間のなかビスを打っていきました。破風板が付け終わる頃には辺りは真っ暗に・・・。
 3月14日(日)。この日は化粧野地板・淀・登り淀を取り付けました。この作業も前日同様、ビスを打つ箇所にはドリルで穴をあけます。それが終わると取り付け開始です。まず、化粧野地板から。化粧野地板はビスではなく、金槌と釘を使いました。やはりここでも素屋根が私達を阻みました。素屋根を解体してやろうかとも思いましたが、あいにくこの週は天気が悪く、素屋根を解体してしまうと雨に濡れてしまいます。ここはぐっと我慢し、狭い空間でなんとか取り付けていきました。ともかく作業がしにくいので、化粧野地板の取り付け完了時にはお昼を過ぎてしまいました。すぐさま淀・登り淀の取り付けに移行。狭い空間にも慣れ始め、1時間程で完了です。次の部材を取り付けるための下準備をしたところで、この日は作業終了。
 3月15日(月)、残りの捨て野地板・二重淀・登り淀を取り付け、屋根の骨組完了を目指しました。捨て野地板から取り付けていきます。前日に下準備が終わっていたので、すぐにできるだろうと思っていたのですが、強風のため素屋根のトタンが外れてしまい、すぐさまナオキさんが応急処置を施しました。しかし、風は強く、ちょっとやそっとの応急処置では対処できません。そこで針金を使いトタンを固定しました。なんとか強風にも耐え、作業再開です。強風の対処に時間がかかってしまいましたが、夕方には屋根の骨組を完成することができました。

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感動鉄板葺
 3月16(火)~18日(木)、屋根の骨組みも完了し、いよいよ屋根葺をおこなっていきます。ここで裏木戸の屋根葺について説明を少し。裏木戸の屋根は初め薯B葺などを考えていましたが管理の面などから鉄板葺にする事になりました。これは加藤家住宅の母屋の屋根と合わしています。
 3月16日(火)、池田住研さんのご紹介でN板金工作所さんを紹介していただき、この日に打ち合わせをおこないました。その結果、この日にアスファルトルーフィングを取り付けた後、屋根葺が出来るように素屋根を解体をし18日(木)に屋根葺をしていただける事となりました。早速、N板金工作所さんはアスファルトルーフィングの取り付けをおこないました。ものの数十分で取り付け完了。やはりプロの方は違いますね。その後、私とナオキさんで素屋根を解体していきました。作るのには1日以上必要だったのに壊すのはほんの数時間で終わりました。なんとも言えない寂しさが私の心をよぎりました。しかし、これで屋根葺の準備は完了です。3月18日(木)、朝から屋根葺作業が開始されました。この日は、午後から雨が降るとの事だったのでN板金工作所さんより3人の方が来られ午前中には作業を完了したいとの事でした。この作業は素人では難しいとの事だったので私は記録+補助として作業に参加をしました。いざ、作業が始まるとトントン拍子で作業が進んでいきました。気がつくと既に半分以上が鉄板で覆われていました。私も負けじとシャッターをカシャリ。そして補助。N板金工作所さんの技で午前中に作業が完了しました。しかも、鉄板葺が完了と共に雨がぽつぽつ。本当にジャストタイミングでした。これで残るは扉板の取り付けと埋木、コンクリートを流し込んで完了です。しかし、残念なことに卒業式には間に合いませんでした。気を取り直して完成を目指します。(ガード)

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  1. 2010/04/02(金) 00:00:28|
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