「たくみ21」6月例会 -予報1 ついに、アシガル君の卒業制作「鳥取城三ノ丸高等学校-史跡と共存する校舎の設計-」の学外デビューが決まりました。じつは、結構苦労しましてね。いつものように文化財関係者に声をかけたんですが、「お断り」の返事ばかり。いまや西高問題は県下最大のアンタッチャブルな社会問題にまで上り詰めてしまいましたね。浅田真央に対する国際的ハラスメント(ISU審判団買収疑惑)か西高問題かと言われるぐらい、県内文化財関係者のあいだではタブーとなっております。
いつもお世話になっているから言いたくないけど、西高問題に関する限り、文化財関係者は頼りになりません。みんな尻込みしている。三ノ丸に4階建の校舎が建っても構わない、と思ってるわけじゃないでしょうが、「保身」と言われても反論の余地はありませんね。妻木晩田の教訓がまったく活きていない。一方、文化財保護審議会の委員は、と言えば、「意志決定のプロセス」が問題なのだそうです。議論不十分であるところが問題で、しっかり議論を積み重ね合意形成がなされるならば、現地改修もやむをえないんだとかなんとか・・・だったら、民間レベルででも、議論を積み重ねるしかないではありませんか!?
昨日、「たくみ21」の代表Kさんに電話しました。建築家で、民芸運動の推進者です。「鳥取城三ノ丸高等学校-史跡と共存する校舎の設計-」の話をもちかけると、即快諾。6月例会でお話しさせていただくことになりました。以下、概要です。
「たくみ21」6月例会 日時: 6月15日(火)
18:15 講師集合
18:30 聴講者集合
18:45 講演(挨拶紹介5分・講演40分)
19:30 懇親会
21:00 閉会
講師: 森・浅川
演題: 鳥取城三ノ丸高等学校
-史跡と共存する校舎の設計-
割烹料理屋さんを会場にした20人余りの集まりではありますが、まずはこの会を突破口として活動を始めますので。院生となったアシガル君は、しっかり準備を進めてください。
- 2010/04/12(月) 23:11:54|
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