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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

吟遊詩人の再会(Ⅰ)

 ザ・バンドというバンドが存在したことはよくご存じでしょうが、ザ・セクションというリズム・セクションが存在したことも少なからず知られているでしょう。1970年代、ウェスト・コーストにシンガーソングライターの若き巨人たちが躍動していたころ、そのバックバンドとして活躍したグループです。ザ・セクションのメンバーは、ダニー・クーチ(g)、クレイグ・ダーギ(key)、リーランド・スクラー(b)、ラス・カンケル(ds)です。メインはジェイムズ・テイラーのバックでしたが、キャロル・キング、ジャクソン・ブラウン、ナッシュ&クロスビーらのサウンドを支えていた4人組。そのうち、ダーギをのぞく3人がやってきました。
 なぜかって、ジェイムズ・テイラーとキャロル・キングのジョイント公演があるからです。2007年にトルバドールという倶楽部でジェイムズとキャロルの共演が実現し、そのときも上の3名がバックを固めたようです。アマゾンでは、5月4日発売予定の『Live at the Troubadour』を大宣伝中でして、現在、予約注文受付段階ですが、ちょっと高めの値段がついているので、わたしは様子をみているところ・・・きっと輸入盤はもっと安くなるんじゃないかな? あるいは『One Man Band』のときと同じように、DVDが発売されてから買ったほうが感動するかもしれませんね。
 コンサートは、素晴らしかったですよ。右隣はほぼ同年代の夫婦、左隣は社長さん風の男と銀座のお姉さん風のカップルでして、左隣のじゃれあいが五月蠅かったんですが、ある事件が発生して大人しくなりました(わたしが叱ったわけじゃありません)。すこし前のコンサートなので、曲順などよく覚えてません。ライブ@トルバドールの曲順とよく似ていたように記憶しているので、ここにCDのラインナップを引用しておきましょう。(アンコールは『カバー』の曲が3曲だったかな?)

  1. Blossom
  2. So Far Away
  3. Machine Gun Kelly
  4. Carolina in My Mind
  5. It's Too Late
  6. Smackwater Jack
  7. Something in the Way She Moves
  8. Will You Love Me Tomorrow?
  9. Country Road
  10. Fire and Rain
  11. Sweet Baby James
  12. I Feel the Earth Move
  13. You've Got a Friend
  14. Up on the Roof
  15. You Can Close Your Eyes

 1曲めの「ブロッサム」(果実の花)は、恥ずかしながら、高校2年のとき学園祭で演りまして、今でもまだ弾けるかな?? この曲をトップにもってくるとは思わなかった。懐かしかったな・・・こうして並べてみると、やっぱりライブとは違いますね。ごっつう盛り上がった「スティーム・ローラー・ブルース」が入ってないし、最後が「君の友だち(You've Got a Friend) 」だったんです。いやいや、ほんとに恥ずかしながら、ジーンときましてね。二人が共演する「君の友だち」に目頭が熱くなってしまいました。これも高校時代によく練習した曲です。いちばんよく練習した曲なんだけど、音域があいません。ああいう低い声で歌えない自分が情けない。月太郎さんに歌ってもらおうかな? (続)

  1. 2010/04/26(月) 20:43:06|
  2. 音楽|
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