GW以降、アクセスが減ってどうしようもなくなっていたのだが、昨日は珍しく増えているので、驚いてサーチワードを調べてみると「小野伸二」がトップを占めていた。さっそくグーグルで「小野伸二」を検索してみた。すると、トップページのいちばん下に、次の表記を発見。
「小野伸二」に関するブログ記事 ・サッカーW杯日本代表選手発表 ~小野伸二と前田遼一とオシムを惜しむ ...
- 交通事故専門行政書士として働く主夫のブログ - 2 日前
・Lablog 愛を奪われて - Lablog - 12時間前
・南アW杯予備登録メンバー発表 - 我楽多歌留多 - 我楽多歌留多 - 2時間前
凄いもんですね。プルシェンコ、浅田真央に続いて、小野さんでアクセスを稼がせていただきました。多謝!
「愛を奪われて」の下に予備登録メンバーのブログが掲載されていますが、7人の予備登録リストからも小野は漏れてしまった。まぁ、わたしも、小笠原か小野のどちらか一人と言ってきたので、小笠原が入るなら小野が漏れてもしかたないと思っています。
さて、同じグーグルのトップページに「
ジーコ、フリットが語る小野伸二」という記事が含まれています。これが、酷評でしてね。オランダのサッカー・ジャーナリズムを含めて全員が高い評価をしていない。極端に言うならば、リフティングは上手いが、サッカーが分かっていない、という論調です。技に溺れてサッカーを見失っている、というか・・・だからといって、小野以外の日本選手が小野以上であるとも言えないのだけれども、なかなか衝撃的な発言の固まりなので、ぜひご一読ください。
予備登録を含めて気になるのは、オシムの言う「水を運ぶ選手」が少ないことですね。長谷部だけでしょ。あとはロートルだから、そんなに動けない。マガト監督がボルフスブルグを去った今となっては、長谷部の運動量すら頼りにならないという不安があります・・・今の日本ならどの選手が出場しても同じだという投げやりな意見をしばしば目にします。わたしはそうではないと思う。こういうスター不在の状況にあるからこそ、オシムのような監督が必要なんじゃないでしょうか。グラーツや千葉(市原)に代表される、スター不在の弱小チームをチャンピオンに仕立て上げた手法が求められているのであって、オシム以外の指導者には無理かもしれないけれども、それはまず「走る」ことから出発し、さらに「考えて走る」ことに進化させないといけない。オシムが『ナンバー』最新号で「岡田を静かに見守ってやれ」と説いています。しかし、「繋ぐためのパスサッカー」では意味がなく、「点をとるためのパスサッカー」を展開させないといけないとも言っている。これは岡田JAPANの現状に対する批判と受け止められる。ユーチューブでオシム時代の千葉のサッカーをみると、まるでバルセロナのようで、今更ながら驚いてしまいます。ゴール前で何度もダイレクトパスを繋ぐ綺麗なサッカーだ。
前から言っているように、日本代表には「
なでしこJAPAN」という良いモデルが近くにあります。ラインを高く押し上げ、集中守備でボールを奪い、ダイレクトパスを多用してゴールに向かう。メキシコ代表(男子)も良いモデルです。バルセロナやスペイン代表のサッカーはできないだろうけど、なでしこやメキシコ代表のサッカーができないはずはない。ゲームメーカーは一人でいい。だから、小野も小笠原も要らない、という発想はわるくない。しかし、遠藤と二人の中村を併用することだけは避けてほしい。ゲームメーカーは一人でいい。低い位置に一人。なにより運動量が多く、スピードがあって、フィジカルに強く、球離れの速い選手を一人でも多くピッチに立たせて戦ってほしいと願っております。
- 2010/05/13(木) 12:59:33|
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