
5月22日(土)、透き通るような青い空を眺めながら鳥取環境大学に集合したのはAM8:15。朝は苦手だが、ジオウォークの受付時間がAM8:30~9:30という事なので仕方がない。とにかく全員集合して、開催場所である鳥取県岩美郡田後の田後港へ向けて出発。
到着して見てみると、予想以上の参加者数にびっくり!無事受付を済ませて、いただいた領収書を見ると数字が・・・”166”?何やらウォーキング後に抽選会もあるそうなので、楽しみにする事にした。待つ事約30分、開始式が始まり、いよいよジオウォーク開始!
今回の「浦富海岸ジオウォーク」には、約4.5kmの「感動いっぱい”山陰海岸ジオパーク”コース(Aコース)」と約3.4kmの「ゆったり満喫”日本の渚百選”コース(Bコース)」の2コースがある。今回は、ジオパーク・トレッキングということなので、勿論Aコースを選択した。
自分はまだ若い(若干18歳)ので、余裕で歩けると思っていた。
・・・が、岩美の傾斜は尋常ではなかった。開始5分、単なる住宅地を歩いているだけなのに、大阪育ちの私(多少、多汗体質)はすでに汗をダラダラと流していた。そして、追い討ちをかけてきたのは、天気である。朝は綺麗に晴れていたお天道様が雲に隠れてしまったのである。天候を気にしながら歩いていると、最初に目に入ったのは、どこまでも続いているようにしか見えない水平線。いくら湿気で暑くても母なる海から吹く偉大な浜風の前では無力に等しかった。
城原展望台では、美しい日本海を眺めながら、ジオウォークスタッフから日本海の生い立ちについての説明を聞くことができた。そこから、20~30分くらい歩くと折り返し地点。ここからは、階段を下り、磯辺を歩く事になった。折り返し地点までの道のりで、途中、NHKの取材を受けた。「当日の昼に放送」との事だったので、自分が見るのは断念したが、果たして、誰か録画していないだろうか?(笑)



それはさておき、磯辺では、貴重な岩壁「柱状節理」や綺麗な海を見る事ができ、とても感動的な景色の連続だった。(ちなみに、この時点で私の足は笑っていた。)磯辺とは言っても、水中を進む訳にはいかないので、人工の階段を通らなくてはならない。・・・これまた、急傾斜な上にアップダウンが激しくて、とても大変だった。しかし、歩いている途中にセミの鳴き声が聴けたり、鳥のさえずりが聴けたり・・・と、十分なぐらい、自然を満喫することができた。途中、城原海岸で座って休憩した。じっと海を見ていたが、やはり、日本海の水は透き通っていて、大阪の海とは比べ物にならないくらい綺麗だった。また夏に来たい、とも思った。

それから、また出発して、無事田後港に到着し、岩美の特産品を惜しげもなく使って作られた”漁師鍋”と”どんづまり弁当”をいただいた。”漁師鍋”はモサエビやホタルイカ、ワカメなど、具だくさんで海産物のダシが効いていてとても美味しかった。”どんづまり弁当”には、様々な山菜が入っていて、これまたとても美味しかった。ただ、楽しみにしていた抽選会は惜しくも当たらなかった。その後、参加賞として田後港の簾干しするめをいただき、帰りに浦富海岸遊覧船乗り場でイカスミソフトクリームを食べ、解散した。
今回のジオウォーク、正直、参加費1,000円は高いと思っていたが、「ただ、しゃべりながら歩くだけ」というのがここまで楽しいとは思わなかった。とてもいい経験をする事ができ、良かったと思う。(環境マネジメント学科1年S.K)




この日の参加者: 浅川、清水、今城、中田、仲佐、佐古の6名。浅川の領収書が201番だったので、200人以上がトレッキングしたことになります。
- 2010/05/23(日) 12:26:56|
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