
6月10日(木)。今回のプロジェクト研究では、岩美町役場を訪問し、担当の女性職員からジオパークに係わる活動をご説明いただき、また先生や学生が質問をして、いろいろ答えていただきました。漁業班はイカ釣り船にのって取材したいという希望を伝えました。そういう観光ツアーもあるようなのですが、1時間で5万円(4名乗船)と高いので、なかなか決断できません。一方、アゴ(トビウオ)網取り体験は一人5000円で一時間半なので検討の対象となりました。このように海に出て漁を取材すると、地形と魚類の関係や漁民の地形認識(地形の名称づけ)などを理解できるので、漁業班は全体の構想を描き始めていますが、祭り班はやや苦戦している、といったところでしょうか。
その後、二手に分かれて、僕たち漁業班は、網代と田後に向かいました(祭り班は町の図書館へ)。田後では、干してあるわかめを撮影したり、地元のお年寄りや主婦のみなさんにヒアリングしたりしました。聞くところによると、朝市が、土曜日以外の毎日8時半からあるので、近い将来調査することになりました。ちなみに、するめいか漁の取材は断念することになりました。イカ釣り船は2時間半ぐらい航海して沖に出るため、船からみえるのは山だけになり、ジオパークとの関係がほとんどなくなってしまうのです。一方、7月から始めるという白いか漁は沿岸域でおこなわれるというので希望があります。

田後から網代に向かいました。先生は、再びするめを買いました。ここではボートの手入れをしている男性にお話をうかがいました。サザエ漁の取材については、漁業組合を通してほしいということでしたが、わるい感触ではありませんでした。先生はビデオで海士の活動を記録にとり、ユーチューブにアップしたいと言われます。Sくんは海中までビデオに撮りたいと言いましたが、先生は、そんな高価な器材は買えないよ、とおっしゃいました。
この日はどういうわけか、帰りに「すきや」に寄りました。わたしは、野菜ジュース(100円)をごちそうになりました・・・(ヒラク)


↑↓田後のワカメ干し(上)とラッキョウ洗い(下)
- 2010/06/15(火) 00:00:58|
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