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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

鳥取城三ノ丸高等学校(ⅩⅢ)

 「たくみ21」6月例会(14日)での発表からまる1週間過ぎた。主催者のKさんをはじめ、あの夜にご参集いただいた皆様にはこの場を借りて深く御礼申し上げます。アシガル君の発表をうけて、わたしが最後のまとめとして述べた点は以下のとおりです。

 1)複数の情報筋によると、現在の改修設計案(現状変更案)は文化庁の審議会で認可されないだろう。
 2)したがって、辺野古のように期限を区切って改修設計案(現状変更案)を文化庁に提出しても却下されるだけ。いったん却下された場合には、2度め、3度めの修正申請も空振りに終わる可能性が高い。
 3)いま必要なことは多面的かつ冷静な集中審議ではないか。西高の問題は「文化財」や「高等学校教育」に限らず、「都市計画」「景観計画」「緑地造園学」など多分野に跨る問題であり、「移転撤去か改修か」で感情的になっている人材を排して、専門家と市民代表による専門委員会を組織し審議することが重要である。
 4)審議の期間は最低1年間、どんなに短くても年度末までとする。
 5)審議の結果を文化庁に報告し、文化庁との調整に移行する。この問題は文化庁にすべての権限があるわけではなく、地域問題としての審議の結果を十分主張する。

 6月例会はからっとした楽しい会でした。西高問題というと、対抗勢力によるどろどろした誹謗中傷が少なくありませんが、この会はほんとに愉快で冷静で良かったと思います。こういう雰囲気で正式な審議も進めていただきたいものです。

 さて、ついに「西高の現状変更申請凍結」の新聞記事が本日(6月22日)でましたね。わたしがたしかな筋から得ていた情報とほぼ同じ結果です。文化庁は現位置での改修建設に難色を示し、移転を勧告しているという記事です。というわけで、西高の改修計画は白紙に戻ってしまいました。「たくみ21」でわたしたちが提案したような「史跡と共存する校舎の設計」をおしつける気持ちはさらさらありませんが、上の5項目に述べたように、多面的かつ冷静な審議を重ね、「地域の結論」として文化庁に申請するならば、新しい光がさしこんでくるにちがいない、と信じています。(完)

100622読売(西高)


 発表会と懇親会はとても楽しかったのですが・・・じつは、2次会に問題がありました。若干1名の新聞記者が全体の雰囲気に水をさしてしまい、はらはらどきどきの連続・・・この日、報道関係の取材はお断りでしたので、個人資格で参加されたのですが、ああいう発言を繰り返されるのでしたら出席をお断りすべきだったと後悔しています。発表会では比較的おとなしかったようですが(そうでもない、と同僚の教員は言っていましたが)、2次会の酔っぱらった席で、「西高撤去」の持論を一方的に展開するため、他のメンバーを怒らせるシーンがあり、冷やひやした次第です・・・知人だけに、とても残念でした。みたくない光景でしたね。

  1. 2010/06/22(火) 16:34:41|
  2. 史跡|
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