摩尼寺「奥の院」の発掘調査(Ⅱ) もうすぐ夏休み!ですが、8月に摩尼寺「奥の院」の発掘調査(トレンチ調査)をおこないます。昨年の「大山・隠岐・三徳山」シンポジウムで、密教諸山の「奥の院」で考古学的調査をおこなうべき、という点が結論の一つとになりましたが、今回は科研費の助成をうけてさっそく「奥の院」の発掘調査を実践することになったわけです。今回の発掘調査は純然たる学術調査であり、科研費の助成をうけてはいるものの、経費が潤沢にあるわけではありません。そこで、発掘調査に興味をもっている学内外のスタッフを募集することになりました。バイト代については検討中でして、ボランティアに近い仕事と思っていただければ幸いです。ただし、送迎あり、弁当付、些少ながらバイト代も支給する予定です。
なお、すでにお寺の同意を得て、発掘現場の下準備をおこない(
摩尼寺「奥の院」の発掘調査(Ⅰ))、鳥取市教委に提出した申請書類も認可されています。この夏、緑深い涼冷な山中で考古学の基礎を学び、発掘調査に参加してみませんか。
以下はチラシの内容です。連絡先等はいちばん下の画像をクリックしていただければ分かるようになっています。
期間:8月(2週間前後)
時間:9時半~16時半
発掘調査場所:魔尼山(喜見山)摩尼寺「奥の院」
仕事内容:発掘作業補助
特典
昼食付
送迎有
日当有り(金額は検討中)
くりかえしますが、発掘調査の補助スタッフは本学の学生だけを対象としているわけではありません。発掘調査や考古学、建築の復原研究に興味をもっている方ならどなたでも歓迎いたします。
これから学内にもチラシを張り出し、参加者を募集しますので、ふるってご応募下さい。お待ちしております。(轟)

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- 2010/07/18(日) 14:55:21|
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