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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

摩尼寺「奥の院」発掘調査日誌(Ⅴ)

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縄張り修正

 8月7日(土)。俗世間では、気温が摂氏38度を超えたとか超えないとかで騒いでいますが、山林のなかにある奥の院の現場は相変わらず清々しく涼やかです。この週末はオープンキャンパスの初日でもありますが、ASALAB発掘調査隊は今日も現場に向かいました。しかし、エアポートさんが一日中バイト、武蔵くんとドゥンビア(きっかわ)さんは倉吉で町並み調査、先生とタクオさんはオープンキャンパスの研究室公開担当でして、作業員は轟と部長さんのわずか2名。前回も最初は2人でしたが、途中から先生もあがってこられたので、一日中2人で作業するのは少し寂しい気がします。本日の作業は、追加で購入した荷物の搬入など人手が必要な作業は翌日にまわし、最小限持っていけるものだけを準備し、作業をおこなうことにしました。買い出し・基準杭の保護・縄張りの釘の交換・縄張り図面修正のための測定となります。

 参加者

  轟、部長 計2名

 8時30分、測量鋲などの買い出しに出発。買い出しにあまり時間を割くわけにはいかないので、今日の作業に必要なものを優先して買うことにしました。10時に摩尼寺に到着。ご住職に挨拶を済ますせ、「奥の院」へ。「奥の院」に到着後、基準点として打った杭の中心に小さな釘を打ち、GPS座標を測位しなおしました。その後、基準杭のズレを防ぐため、まわりに三角形になるように3本杭を打ち、ロープで囲みます。基準杭をロープで囲むことで基準杭がズレるなどmpアクシデントを防ぐためです。それと 昨日、先生に指摘されたのですが、今縄張りに使用している釘が短く、抜けやすいから良くありません。このままでは、縄張りもずれてしまいます。先生は「5寸釘よりも大きな、測量で使う釘に変えたほうがいい」とおっしゃいました。昼食後、購入したばかりの測量鋲と縄張りの釘の交換をおこないました。交換を終えた後、最初の縄張り計画との誤差を修正した図面を作るため、基準杭と縄張りの点との距離を測定しました。本日の作業はここまでとなり、下山して残りの買い物を済ませ、大学に帰りました。
 本来ならこの日はL字トレンチに残っている表土を剥ぐ予定でしたが、この作業は次回、ゼミ生が全員参加するのときにやることにしました。残りの表土を剥いで、先生がおられるときにできるだけ遺構検出をおこないたいです。


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ホカノさんのお中元

 5日の発掘調査終了後、現場でみつかった「寛永通宝」の話でもりあがっていたとき、先生が「ホカノが送ってきたお中元のビールを飲もう」と提案されました。冷蔵庫から取り出すと、キンキンに冷えています。発掘調査で山登りをした後に飲むビールはおいしいものです。現場は涼しいですが、行き帰りの登山路だけでも汗をかきますからね。見たことないビールを手に乾杯!! 2種類のラベルで味が違うみたいですね。埼玉の地ビールのようです。
 学生は面白がって、2種類の味を比べながら飲んでいたんですが、先生は「ドイツのビールのほうがうまい! これで発掘現場から逃れようと思ったら、ヤツは甘い」とのこと・・・じつはホカノさんはお盆前に鳥取に来て、「奥の院」の発掘調査を手伝ってくれるはずなんですが、お中元は届くも、本人から連絡がないため、この時タクオさんが電話されたのです。タクオさんがホカノさんと話しているとき、受話器に先生の魔の手が・・・電話で交渉の結果、8日~10日ごろ1泊2日で来鳥されるそうです。
 発掘が待っていますよ! ホカノさん!!(轟)

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  1. 2010/08/09(月) 12:42:00|
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