井戸に埋葬!? 11月4日(木)。今日の作業はⅣ区の撮影、井戸断面の作図、A区南壁の穴の掘り下げ、平面精査です。
昨日、Ⅳ区で断面の作図・注記が終了したため、真っ先に写真撮影に向かいました。が、午前中や午後の早い段階では日が差してまだら状態になってしまうため、朝一番での撮影は断念。そのため、太陽の傾きを気にしつつ、井戸断面の作図やA区南壁で以前発見した穴の掘り下げ、B区の平面精査に移りました。A区南壁の穴は思っていたよりも深く、ようやく底が見えたかなと思ったところで断面の線引きと作図、さらに平面図への書き込みをおこないました。しかし、実はまだ底ではなかったため、後日さらに掘り下げることに・・・。井戸断面の作図はエアポートさんが担当。井戸はぐっと深くなっているため、昨日先生がヒーヒー叫びながら線引きされた断面を、今日はエアポートさんが叫びながら作図。まるで、井戸に埋葬されているかのような体勢になりながら、必死に作図していきました。B区ではナオキさんが平面をきれいに出していきながら、見つけた穴に線を引いていきました。

昼休憩をはさみつつ作業を進め、午後3時を回った頃、ようやく陽が陰ってきたのでⅣ区の撮影に向かいました。朝とは違って今度はばっちり!
撮影が終わると、準備していた土嚢をトレンチに詰めて、Ⅳ区を養生。これで、Ⅳ区の調査は終了です。その後は、引き続き井戸の作図と平面精査と実測図への描き込み作業をおこないましたが、陽が落ちてきたため途中で終了。井戸は残り1面、B区はほぼ平面精査を終えました。明日も引き続き平面精査をおこない、柱列になりそうな痕跡を見つけたいと思います。(部長)
- 2010/11/09(火) 00:15:03|
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