11月11日。二人一組になり、Ⅰ区とⅡ区に分かれて作業しました。Ⅰ区は先生と先輩方に下層遺構検出から平面実測、写真撮影までをしていただいていたので、Ⅰ区の担当になった私とT君は轟さんの指示のもと下層のレベル測量を行いました。数値の読み上げをT君、スタッフをOさん、数値の書き込みを私が担当です。前回、1年生だけで取り組んだ上層遺構のレベル測量は、使用した2台の機械高が30㎝ほど違っていたため、測量した数値にも差が出ていました。図面は機械高の異なった数値が混同した状態になります。また、その日のうちに作業を終わらせることができなかったので、日を変えて作業の続きを行うと、また異なった機械高の数値が増えることになってしまいます。今回は時間内に終わるよう集中して作業を進めました。Ⅱ区を担当したTさんとU君は、それぞれ、遺構を図面に描く作業と石の周りを二層に分けて掘る作業をしました。
今回の活動で現場は最後になりました。次回からの活動内容は、出土した遺物(土器、銭貨、五輪塔等)の整理になります。先生や先輩方に助けていただいた部分が大きく、申しわけなく思いました。Ⅰ区は予想を超えて難しい現場だそうですが、最後まで自分たちで終わらせることができじ、情けないです。現場での作業は埋め戻しまでありませんが、まだやることは残っています。迅速に作業を進めるよう努めたいと思います。
- 2010/11/18(木) 23:44:44|
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