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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

遥かなまち、くらよし探訪(ⅩⅩⅡ)

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みぞれ降りしきるなか

 12月9日(木)。今日も13時集合で、プロ研4が始まりました。
 今回の活動は鳥取市内の昭和レトロな喫茶店をめぐり調査するということで、2軒の喫茶店に行きました。倉吉の看板建築に、昭和の要素をメインにしたレトロな喫茶店を設計するため、その参考になればと、この2軒のお店の方に創業や建物について、また、お店に置かれている家具や装飾などについてヒアリングなどをおこないました。調査は4年生2人、私たち2年の2人と、タクオさんの合計5人で行いました。お店の歴史、置いてある椅子・机、照明、衝立など、それぞれが自分の調査するものを決めてノートにまとめました。このデータをまとめて整理し、データベースとして成果にします。

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(以前訪れた「マルフクさん(S28~)」(写真左)と、上記写真の「メルヘンさん(S49~)」(写真右)を調査)

 喫茶の店主の方がたは優しく、インタビューすると詳しくお話ししてくださいました。お店のオススメメニューやこだわりのメニューについても熱く語っていただけました。
 現在、私たちの年代の若者は喫茶店離れしている傾向にあり、来店する人も少ないそうです。昔からの常連さんが大半だそう。私はコーヒー屋さんやカフェは好きでたまに行きますが、考えてみると、昔からある喫茶店はあまり行かないなぁと思いました。しかし今回2軒の喫茶店に行ってみて、落ち着いた雰囲気や昔懐かしい感じの喫茶店もいいなぁと思いました。鳥取はそれほど再開発が進んでおらず、昔からのレトロな飲食店がまだ残っているので、探してみたい気もします。

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(メルヘンさんこだわりの珈琲。「モカ」を使わない、特別なブレンドをしているそう)

 この日は昼休みから雪のようなみぞれが降っていて寒く、雷もゴロゴロ鳴っていたので、外での活動はすこし憂鬱でしたが、喫茶店の店内は温もりがあり、寒さを忘れて昭和の懐かしさやその歴史に浸ることができました。
 これから私たちが設計する喫茶店もそんな温もりや、懐かしさを感じられるようなものにしたいと思いました。(2年 N.N)

  1. 2010/12/14(火) 00:25:56|
  2. 研究室|
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