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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

2010年度後期プロジェクト研究発表会

全体2


 ここ数日、21日(金)の記事ばかりアップしていますが、その日はまた2010年度後期プロジェクト研究2&4発表会の日でもありました。以下に、1年生の感想を掲載します。

P2(1年): 歩け、あるけ、アルケオロジー -摩尼寺奥の院の発掘調査-

①「はじめに」~「眼鏡レンズ」
 発掘とついているだけで楽しそうと判断し、選んだプロ研Ⅱ。しかし、その内容はとても「楽しい」と一言で片付けられるような内容ではありませんでした。雨の日でさえも休むことなく、発掘調査をおこないました。正直、とてもつらかったです。しかし、時間がたつと山道にも慣れて、少しずつ発掘調査が楽しくなってきました。
 発掘調査が終わって、発表のためのパワポをつくるのも大変でした。私はデザインの才能がないため、パワポも上手につくることができず苦労をしましたが、最後にはなんとか完成することができました。(しかし、先生や先輩方の協力なしに完成することはできませんでした・・・笑)
 あと、プロ研発表のときに、最後の最後までハプニングがあったのは予想外でした。しかし、発掘調査なんてなかなかできることじゃないので、とてもいい経験ができたと思います。
 次からのプロ研に、今回のプロ研で学んだことを活かして行きたいと思います。(田中)

②「石仏の頭」
 私は「歩け、あるけ、アルケオロジー」という言葉に惹かれて、この研究をしてみたいと思いました。発掘調査は私にとって未知の世界で楽しみでした。現場を初めて見た時、予想していたのより大きかったので、この研究のスケールの大きさに驚きました。発掘を始めてみると土を掘ることが楽しくなりました。木の根を切ることには心が痛みましたが、毎週山に登り地面を掘ったことは一生の思い出になるでしょう。
 発掘調査が終わり、発表に向けての資料収集やパワーポイント作成に関して、今回のプロ研でかなりレベルアップしたと思っています。先生、先輩方、一年メンバー、多くの人に助けられ、多くのことを学ぶことができた後期プロ研でした。 (上田)

P2発表風景



③「こね鉢」
 「歩け、あるけ、アルケオロジー」に参加して、良い経験ができました。
 もちろん土器の種類や遺跡などの歴史には全くの無知で、とても心配でしたが・・・。さらに、発掘現場に向かう道が険しく、体力のない私は、かなり苦戦させられました。熊やヘビも出るそうですが今回は出会う事は ありませんでした。
 11月中旬に発掘調査が完了し、私達が担当したⅠ区から出土した土器などを研究していく事になりました。私は「中世のこね鉢」と判定された土器を、本当に「こね鉢」なのかどうか、時代はいつごろなのだろうかという事を研究していきました。しかし、最後まで「こね鉢」なのかどうかは解りませんでしたが、「平安時代~鎌倉時代の土器ではないだろうか」という結論に至りました。
 このプロジェクト研究に参加して、情報を集める力や、分析する力、忍耐力が少し付いたような気がしました。ここで身に付いた能力をこれからも活かせられるように、今後も努力していきたいと思います。(立川)

④「宋銭と青磁香炉」~「おわりに」
 今回のプロジェクト研究では発掘調査に参加させていただいたのですが、作業中に聞くもの、見るものほとんどが初めてのことで、戸惑うことや上手くいかないことも多々ありました。また、自分が想像していたよりも発掘というのは地道な作業が多く、作業中に本当に終わるのだろうかと途方に暮れるときもありました。しかし、発掘調査をすることなどなかなかできないので、貴重な経験ができたと思いますし、生きているうちにしてみたいことのひとつが発掘だったので、願いを叶えることができて嬉しかったです。
 発掘調査の基礎を学ぶこと以外にも、今回の活動を通して様々なことを学ぶことができたと思います。それは先生、先輩方のご指導や助けがあったからこそだと思います。ありがとうございました。今回学んだことをこれから生かしていきたいと思います。(佐々木)

全体3
  1. 2011/01/27(木) 00:00:55|
  2. 研究室|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:1
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コメント

よくやった!

1年生、2年生、みんな素晴らしい発表をしてくれました。自然好きの1年生たちは山という自然を堪能しながらも、「文化」の研究に苦しんだかもしれません。いつかどこかでこの成果が役に立つことがあるかもね。今後の活躍を祈っています。
  1. 2011/01/27(木) 03:51:23 |
  2. URL |
  3. asax #90N4AH2A
  4. [ 編集]

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