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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

ドーハのアジア杯(Ⅴ)

 決戦まであと半日になりました。
 隣国の選手たちは「これは戦争だ」と息巻いているらしいですが、わたしに言わせれば、これはスペイン対オランダの代理戦争だ。小兵ながらスキルに優るポゼッション・フットボールと、フィジカルに長けたプレッシング・フットボールの戦いだということです。
 昨年10月の親善試合は、ソウルでのアウェイ戦でしたが、日本が試合を支配していました。あきらかに韓国よりも質の高いサッカーを日本がしていた。それをパク・チソンはベンチで眺めてた。松井のPKを見逃した審判の罪状を棚上げするにしても、事実上は負けの試合だとパクは思っていたことでしょう。そのパクが今回は出場する。代表100試合めで、おまけに、アジア大会を最後に代表を引退するとも言っているようです。

 韓国は凄まじいプレスをしかけ、ハードタックルをかましてくるでしょう。それをすり抜ける方法はといえば、ワンタッチ・パスを繰り返すボール・ポゼッションしかありません。スペインのレベルは遙か向こうにあるとはいえ、日本が韓国相手にポゼッション・フットボールをどこまでやり通せるのか、が最大の焦点です。ソウルでの戦いのように、速いパスでゲームを支配すれば、相手は走り疲れてくるでしょう。パク・チソンを抑えられるか、といえば、まぁ不可能ではない。メッシを零封した集中守備さえ機能すればなんとかなる。

 問題は後と前だ。永友-今野-岩政-内田の4バックはカタール戦の4人より安定感があるでしょうが、その後に大きな穴が・・・ザッケローニはゴールキーパーを変えてくるか、心中するか、見物ですね。
 前は前田。この、機能していない大型フォワードをどこまで引っ張るのか。シリア戦やカタール戦を振り返ればあきらかなように、前田がピッチを去り10人になったときのほうが香川が躍動している。前田をどこまで使い、だれと変えるのかが勝敗の鍵を握っているような気がします。

  1. 2011/01/25(火) 10:25:46|
  2. サッカー|
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