2月8日(火)。まる1日かけて、7期生の卒業研究公聴会が開催されました。
発表者は、大森・竹内・吉川の3名です。着実に卒業までのカウントダウンが始まっていることをひしひしと感じています。LABLOGでは、各々の発表に対する感想と、発表用パワーポイントのなかで一番見せたいスライドを1枚、掲載することとしました。
・吉川(論文): 重要伝統的建造物群保存地区拡張にともなう町並み整備の課題と展望
-遥かなまち、くらよし探訪- 発表当日の大事な日にあわただしく準備していたことで、開始時刻に遅刻するという最悪の失態を見せてしまい、わざわざ足を運んでくださっている先生方、学生のみなさんに大変申し訳なく思っています。そういう始まりで、焦ってばかりで言葉もたどたどしく、しかも(練習している段階からあきらかではありましたが)内容を詰め込みすぎて喋りきれないという中間発表時の反省も活かされず……。けれども、卒業研究完遂までの1つのミッションをひとまず終えたという気持ちです。この後、倉吉での住民の皆様方の前での発表が待っています。今度は自分の考えや想いを届けることに集中できるくらい、余白をもって挑めるようにトライ致します。とにかく、まずは、ご指導いただいた主査の浅川教授と、副査のC先生、ゼミ生、そして聞き届けてくださった皆様に深く感謝致してます!(吉川)
・竹内(制作): 彼方へのとびら -谷口ジローの風景としての「昭和レトロ街」構想- 卒業研究公聴会は反省することばかりでした。発表後の質疑に答えることができず……無念。決して満足のいく発表ではありませんでしたが、皆の「良かったよ」という優しい言葉に今までの苦労が報われた気がします。ここまで無事にたどり着けたのは、厳しくも優しくご指導下さった浅川先生と研究室の皆が支えてくれたおかげです。本当にありがとうございます。
しかし、まだすべてが終わった訳ではありません。むしろこれからが本番! 私の卒業研究発表の場は環境大学から研究の舞台「遥かなまち倉吉」へ。倉吉の住民の方や行政の方の前で研究の成果を発表させていただき、やっと私の卒業研究公聴会は幕を下ろします。でもまあ、兎にも角にも公聴会が無事に終わってよかった。ほんの少しだけ、一時の安息を味わわせていただきます。それが終われば、模型制作に着手しますので。(竹内)
・大森(制作)「帝釈天のみあらか -岩陰仏堂に複合する懸造建築の復元」 発掘調査の現場撤収から3ヶ月程たち、急ピッチで進めてきた卒業研究がついに公聴会を迎えました。正直どのような発表になるのか心配で、前日の練習ではパワーポイントのスライドが見にくい上、発表時間をオーバーしていしまい、いかに発表内容を圧縮し、伝えることができるかどうか心配でした。先生や先輩方が帰られてからは、再びプロジェクターを使って、一人きりの発表練習をしたり、見えにくいスライドを修正したり、本当にこれでいいのかと見直して、発表前は緊張のあまり、別に邪魔をするつもりはなかったが、研究室でひとり発表練習する竹ちんの横でウロチョロして怒られたりと・・・落ち着かない。
そんな心境で挑んだ発表自体はたぶん問題なかったと思いますが、失敗は質疑応答でした。発表後に緊張の糸が切れたかの如く頭の中が真っ白になってしまい、聴講されていた先生方の質問に対して上手く答えることができませんでした。今落ち着いて考えてみても、なぜあの質問にあの回答をしたのか…悔やまれるところはありました。しかし、無事に公聴会を終えられたのも、先生や先輩方のご指導の賜物だとひしひしと感じたのは言うまでもなく、聴講者は少なかったですが、自分がやってきたことをしっかり示せたと思います。(大森)
- 2011/02/11(金) 00:20:23|
- 研究室|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0